カーリング五輪・世界選手権の国ごとの成績一覧表を作ってみた

 平昌五輪のカーリング競技。ミックスダブルスはすでに予選リーグが終了して2月12日(月)から決勝トーナメントですが、男子と女子はともに2月14日(水)から予選リーグ開始です。いよいよ近づいてきました。

 今回はカーリング国際大会の観戦の参考になるような表を作ってみました。

女子

国別順位(女子)

 五輪の正式競技となった1998年の長野五輪以降の五輪・世界選手権の各国の順位を表にしました。国の順番は左から現在の世界ランキングが高い順、大会列の数字は世界選手権の回数です。背景の色は金・銀・銅を表しています。

国別スキップ選手名(女子)

 そして、長野五輪以降の五輪・世界選手権に出場した各国スキップ選手名の表も作りました。各枠の下段の最初の数字はその大会の順位、括弧書きの数字は年齢です。

 この表にはスキップで出場した選手しか書いていないので、同じスキップ名でも別チームな場合もあるし、この表に載っていなくてもスキップ以外で出場していたり、姓が変わっていることもあります。各選手の詳しい出場歴を追いたい場合はWikipediaなどを見てください。

 国によって同じスキップがずっと出場していたり、毎回入れ替わり立ち替わりで出場していたり。ある選手がずいぶん間があいて出場していたり。若手が活躍していたり、年齢が上がっても出場していたり。この表だけでもわかる雰囲気があると思います。

平昌五輪各国代表の寸評(女子)

 この表を作る過程などで思った、各国に対する自分の印象を一言書いてみます。

※選手名のリンクはNHKのピョンチャン五輪サイトの選手ページ。

  1. カナダ
    カーリングは国民的競技で、選手層は圧倒的。有名スキップはジェニファー・ジョーンズチェルシー・キャリー、クリスタ・マッカービルなど。今回は2017年世界選手権優勝のレイチェル・ホーマンのチームが出場する。金メダルの最有力候補。
  2. スイス
    2014~2016年世界選手権3連覇。進境著しい。ここも国内代表争いが熾烈。今回はビニア・フェルチャーでもなくアリーナ・ペーツでもなくミリアム・オットでもなく、シルバーナ・ティリンツォーニのチームが出場。
  3. OAR(ロシア)
    近年はアンナ・シドロワを擁して、世界選手権2014~2016年は3位、2017年は2位。今回こそ五輪メダルかと思ったが、シドロワが12月末の代表決定戦に敗れる大波乱(代表決定戦をやらずに五輪代表に決まっていた気がするのだけど……。軽井沢国際のチーム紹介でも「2018 Russia Olympic Team」って書いてあるし……)。代わって出場するのは、こちらも美人軍団のビクトリア・モイセエワのチーム。
  4. イギリス(スコットランド
    カーリング発祥の地。五輪ではイギリス代表、世界選手権ではスコットランド代表として出場する。近年は若き女王イブ・ミュアヘッドが席巻している。ソチ五輪銅。
  5. トリノバンクーバーで五輪連続金、ソチ五輪銀の強豪。しかし、ここ4年の世界選手権の成績は以前と比べると今ひとつ。シグフリードソンも引退したし。
  6. 日本
    五輪は正式競技となった長野から6回すべて出場している。今回は2016年世界選手権2位の藤澤五月のチーム(LS北見)が出場する。
  7. アメリカ
    世界選手権優勝経験あり。しかし、近年メダルには手が届いていない。
  8. 韓国
    日本・中国より遅れて出てきてアジア三強に。PACCで優勝するなどチーム状態は良いようだ。地元開催の利を生かせるか?
  9. 古豪だが、近年の成績は以前ほどではない。五輪・世界選手権の出場は継続中。今回はレネ・ニールセンが引退して五輪出場もピンチだったが、最終予選を勝ち抜いて出場を果たした。
  10. 中国
    バンクーバー五輪銅。以前は世界の中でも強豪だったが、前回・今回と連続して五輪最終予選行きとなった。PACC2位以内に入らないと世界選手権に出場できないからアジアはつらいね。次回からルールが変わるようだけど。ソチ五輪後引退?していた王冰玉が復帰してまたも出場する。

 過去の実績からすると、「Aランク」はカナダ、スイス、ロシア、イギリス(スコットランド)、スウェーデン。この5か国だけで五輪・世界選手権のメダルの7割以上を占めます。

 こう見ると、日本がメダルを取るのはやはり難しいことだと感じます。まず、Aランク以外の4か国に勝つのは前提条件。その上でAランクの5か国のうち3つを上回って、やっと銅メダルだからね。1つに勝つのだって難しいだろうに。2016年世界選手権「銀」の実績があるから、期待するけどね。

男子

国別順位(男子)

 強い国は女子と似ていますが、やや異なる部分もある。カナダ、スウェーデン、イギリス(スコットランド)、スイスが強いのは女子と同じですが、カナダがとにかく強い。女子でもカナダは強いけれど、男子は実績ではカナダが他を圧倒している。男子はロシアがそれほどでもない。そして、女子は近年世界選手権にもなかなか出場できないノルウェーが強豪の一角、という感じですね。

リンク集

データ

平昌五輪関連

NHKピョンチャン五輪サイトの選手(カーリング・国別)ページ
BBM2017インフィニティ/INFINITY■レギュラーカード■085/藤澤五月/カーリング