冷房嫌いの思い出

 自分は冷房が大の苦手です。真夏でも自室で冷房をつけるのはだいたい週3日以下です(今年はまだ試運転以外ではつけていません)。つけても設定温度はほぼ30度か29度。28度にするのはまれです。そして、28度より下げることはありません。

 冷房がかかっている室内に入るには、準備と覚悟が必要です。真夏でも冷房がかかっている所に出かけるときは、長袖のシャツ、ジャケットかジャンパー、毛糸の帽子か耳当て、ネックウォーマーが欠かせません。それでも寒い事があるので、重ね着用の長袖シャツと下着の長ズボンを用意する事もあります。

 真夏の暑さが平気なわけではないです。真夏の外は暑くてうんざりします(一般的な感覚よりは暑さに強いと思いますが)。外に行くときは水筒は常に持ち歩いています。冷房の効いた部屋から外に出た途端に着込んでいたものをすべて取っ払ってTシャツ1枚になることもあります。外は暑い。でも、冷房の効いた部屋は寒い。

 自分の感覚が平均からかけ離れているのはわかっているので、自分の感覚に合わせて冷房の温度を上げろとは思いません。熱中症にならないことの方がはるかに重要です。設定温度は冷房が一番必要な人に合わせるべきだと思います。冷房が苦手な人は厚着でしのぐという選択肢がありますが、薄着をするのは限度がありますから(限度手前までの薄着はしてほしいですが)。

 自分が言いたいのは、冷房の温度はそちらに合わせていいですから、服装はこちらの好きにさせてくださいということ。真夏に長袖長ズボン・ネックウォーマー・毛糸の帽子という姿の人を見ても気にしないでください。真夏にそんな格好をしているのはおかしい、不審だ、見ているこっちが暑苦しくなる、病気なんじゃないか、場にそぐわない、失礼だとか言わないでほしいです。


 冷房が苦手なのは、年齢が上がってからではありません。子供の頃からずっと「なんでみんなこんなバカみたいに冷房掛けるんだろう?」と思ってました。電車に弱冷房車ってあるけど、全然弱冷房じゃないじゃん。「強冷房車」と「超・強冷房車」だ。28度でも十分効いているのに、なんでそれより下げるなんて無駄なことするんだ。冷房の温度は低ければ低いほどサービスが良いと勘違いして、自分の所だけ止めるわけにいかず過剰なサービス競争に陥ってしまうという日本人の悪い癖が出てるんじゃないか。折しもCO2排出削減が叫ばれて、冷房の設定温度は28度が推奨されていた記憶。うん、それが良いですよね。適正温度で環境にも優しくて、完璧じゃん。それより下げる意味がわからん。人によって感覚が違うといっても、いくら何でも26度まででしょう。24度・22度、ときには20度なんて設定温度を見ることがあります。こんなの狂気の沙汰としか思えない。と、ずっと思っていました。

 でも、実際はもちろん違います。24度・22度・20度に設定している人が狂気なわけではありません。それに気がついたのは、東日本大震災がきっかけなんですよね。

 あの夏は人生最良の夏でしたね。どこに行っても適温で。室内に長時間いても手足や耳が冷えたり、頭痛や腹痛を起こすことがない。外は暑いですが、室内は十分涼しい。外出のたびに訪れる場所の室温を想像して、防寒具を用意したり、大荷物を持ち歩く必要もなくなります。外と室内の温度差が少ないためか、体調を崩すこともなく、快適に一夏過ごせました。ほら、やっぱりあんなに冷房かける必要なんてなかったじゃん。これからは冷房の設定温度は28度が定着する良い世の中になるだろう。と思いました。

 しかし、そうはなりませんでした。翌年の夏は元通り、冷房はよく効くようになり、私は寒さに震えました。ここでやっと気がついたわけです。冷房の温度は、本当にあれが快適だと思ってあの温度にしていたんだ、と。冷房の設定温度は26度でも高すぎる、24度・22度・20度が快適だと思う人が、かなり多数いるんだ。

 この件で教訓を得ました。自分では想像できない事を想像するのが想像力だということ。自分の感覚では、28度で強冷房だからね。どんなに暑がりだといっても26度で十分だろうというのが自分の想像でした。そんなのはまったく想像力がない。自分が想像できる範囲では26度が最低ラインだと思っても、24度・22度・20度が必要な人が多数いると思うのが想像力です。自分はなんて想像力がなかったんだろう、と反省しました。


 自分がもっと年をとったときに、周囲から「冷房つけろ」「年寄りは体に保てる水分の量が減って、熱中症の危険が増すから冷房つけろ」「年を取ると暑さを感じにくくなるから、暑いと感じなくても冷房つけろ」「つべこべ言わずに冷房つけろ」「とにかく冷房つけろ」と大合唱されて、いくら自分は昔から30度でも平気だった、28度でも低すぎると言ってもまったく取り合ってもらえない光景が目に浮かぶようでいまからうんざりしたので、そんなことになったら証拠として見せようと思ってこの記事を書きました(^_^;) 昨年Twitterに書いたけど、こちらにも書いておこうと思って。

  • Xユーザーのkouy(山原コウ)さん: 「自分は冷房が大の苦手。自室で冷房はあまりつけないし、つけても設定温度は30度か29度。28度にするのはまれで、それより下げることはない。真夏でも冷房がかかっている所に出かけるときは、長袖のシャツにジャケット、毛糸の帽子か耳当て、ネックウォーマーが欠かせない。」 / X
    https://x.com/y_koutarou/status/1945822808296300824

ゲームブック『彷徨 あなたが選ぶ赤い靴の冒険』のテキストマップ

インドネシア生まれのゲームブック?

 『彷徨 あなたが選ぶ赤い靴の冒険』という本があります。インタン・パラマディタ著、太田りべか訳。「インドネシアのフェミニズムの旗手による移動と境界をめぐる傑作」だそうです。612ページのハードカバーでずっしりと重い。定価4000円+税の文芸書です。

 ふつうなら手に取る事もないようなジャンルの本です。なぜ自分がこの本に興味を持ったのか? それは、この本がなんとゲームブック形式で書かれているからです。なんでインドネシアのフェミニズム作家がゲームブックを? 気になったので読んでみました。

 文芸作家が書いたゲームブックといえば、津村記久子の「真夜中をさまようゲームブック」(『サキの忘れ物』収録)が有名です。これは「ゲームブックが書きたい」という意図を感じられる作品でしたし、内容は紛れもなく自分がイメージする「ゲームブック」でした。これがきっかけで、その後、津村記久子の著作をいくつか読んだりしました。*1

y-koutarou.hatenablog.com

 『彷徨 あなたが選ぶ赤い靴の冒険』は、出版社のサイトの紹介でこそ「ゲームブック形式」という言葉は出てきますが、本自体にはゲームブックとは書かれていません。それどころか、ゲームブックのルールにもまったく触れられていません。

 最初はふつうの小説のように見えます。プロローグから「彷徨 あなたが選ぶ赤い靴の冒険」との題名が付いた章を読み進めた26ページの最後で、突然こう書かれているのに出くわします。

渡航をやめて、ニューヨークの家(それがどこであれ)に戻るのなら、次のページへ。

警察に紛失届を出すのなら、三七ページへ。

このままベルリンへ行くのなら、四二ページへ。

ここで初めて、この本はふつうに順番にページを読んでいくのではないのだと気がつく、という構造になっています。

 読んでみましたが、この本は私が「ゲームブック」と聞いてイメージするゲームブックではありませんでした。ゲームブックを書く事が目的ではなく、作者が書きたいテーマが先にあって、それがゲームブックという形式と合っていたのでこのように書いたということだと思います。しかし、これもゲームブックで表現できることの一つ。同じテレビゲームでも、テトリスとドラゴンクエストは面白さの質がかなり異なると思うけど、どちらも面白いじゃん。ゲームゲームしたゲームブックだけがゲームブックじゃない。ゲームブックはこんなこともできるものだったのか。こういう形式の作品がもっと生まれてもよいはずだと思いました。

テキストマップを作りました

 そういう作品ではない気もするのですが、ゲームブックファンとしてはやはり作りたくなったので、今回もテキストマップを作りました。

 今まで作ってきたテキストマップとは異なり、全パラグラフを載せています。1つ枠で囲った部分は上から下に、分岐も合流もなく進みます(枠に線がつながっている位置は関係ない)。★は「おしまい」で終わっている(あるいは、終わる事が選択できる)パラグラフです。また、31ページと34ページは、そこに行く前に、読んだあとで元のページに戻るよう指示されているパラグラフです。

 ご覧の通り、実質的なパラグラフ数はかなり少ないです。しかし、すべて一本道というわけではなく、大きな分岐がいくつかあって、ゲームブック的なダイナミックな展開は味わえます。同じ人物が違う役回りで登場したり、同じ事件でもその時の状況によって異なる展開になったり、まったく別の選択をしたのに似たような展開になったり、知らないはずの事を知っている矛盾?があえて残してあったりして、このへんはゲームブックらしいところです。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┏━━━━━━━┓ ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓        
┃ 3プロローグ 悪魔の恋人    ┠→┃37エアトレイン┠→┃39白い屋根の建物       ┃        
┃15彷徨 あなたが選ぶ赤い靴の冒険┃ ┗━━━━━━━┛ ┃45第三世界は宇宙を空想しない★┃        
┗━━━━━━━━━━━━┯━━┯┛           ┗━━━━━━━━━━━━━━━┛        
┏━━━━━━━━━━┓ │  │                ↑ ┏━━━━━━━━━━━━━━┓   
┃27あなたの部屋   ┃←┘  └─────────────────→┃42白髪の男         ┃   
┃50一匹の蛍、千匹の鼠┃                     │ ┃58スノードーム       ┃   
┃56人殺しの鼠    ┃                     │ ┃63赤雪           ┃   
┗━━━━┯━━━┯━┛┏━━━━━━━━━━┓   ┌───────┨74話の途中         ┃   
     ↓   └─→┃84 冷血の人殺し  ┃   ↓     │ ┃76占い師          ┃   
 ┏━━━━━━┓   ┃88 リトル・ジョニー┃┏━━━━━━┓ │ ┃92ドロテーエンシュタット墓地┃   
 ┃103 新しい日┃   ┃105 夜中の十二時  ┃┃107 別の部屋┃ │ ┗━━━━┯━━━━━━━━━┛   
 ┗━━━┯━━┛   ┗━━━━┯━━━━━┛┗━━┯━━━┛ │      ↓             
     ↓←──────────┘←────────┘     │  ┏━━━━━━━┓         
┏━━━━━━━━━━┓                     │  ┃122 赤いブーツ┠─────┐   
┃109 Gentayangan ※31┃                     │  ┗━━━┯━━━┛     │   
┃114 クリスマスカード┃ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓│      ↓         │   
┃126 魔法の鏡    ┠→┃206 あなたは人殺し         ┃│ ┏━━━━━━━━━━━━━┓│   
┗━━━━┯━━━━━┛ ┃245 ルンペルシュティルツヒェンごっこ┃│ ┃133 イヴェット      ┃│   
     ↓       ┃269 鏡を見るのはだれ?★      ┃│ ┃142 博物館        ┃│   
┏━━━━━━━━┓   ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛│ ┃163 口紅と艶々した赤い靴 ┃│   
┃159 アルバイト ┃                       │ ┃168 茶封筒        ┃│   
┃189 カフェ   ┠─────┐           ┌───────┨175 リクエスト・コンサート┃│   
┃230 ヴィジャイ ┃     ↓           ↓     │ ┃209 後悔         ┃│   
┃234 隣人の恋物語┃┏━━━━━━━━━┓┏━━━━━━━━━━┓│ ┗━━━━┯━━━━━━━━┛│   
┃271 フェルナンド┃┃296 私の癖    ┃┃214 赤い口紅※34※31┃│      ↓         ↓   
┗━━━━┯━━━┛┃570 赤い靴なしで★┃┃574 新しい映画★  ┃│  ┏━━━━━┓┏━━━━━━━┓  
     ↓    ┗━━━━━━━━━┛┗━━━━━━━━━━┛│  ┃211 負け犬┃┃132 飽きてくる┃  
 ┏━━━━━━━┓                       │  ┗┯━━━┯┛┗┯━━━━━┯┛  
 ┃301 在留資格 ┃       ┌──────────────┐│   │←──↓──┘     ↓   
 ┃303 ニャイ  ┃       │※34親不孝者マリン・クンダン││   │┏━━━━━━━━━━━━┓  
 ┃313 桜の花の死┃       └──────────────┘│   │┃295 賢明なる読者の皆さん┃  
 ┃333 空港   ┃ ┏━━━━━━━┓  ┌─────────┐│   │┗━━━━━┯━━━━━━┛  
 ┃344 非常口  ┠→┃353 選べる贅沢┃  │※31オズの魔法使い││   ↓      ↓         
 ┗━━━┯━━━┛ ┗━━━┯━━━┛  └─────────┘│ ┏━━━━━━━━━━━┓      
     ↓←────────┘                 │ ┃280 彷徨える赤い靴※31┃      
┏━━━━━━━━━━━┓                    │ ┃322 市場       ┃      
┃348 グリーンカード※34┃ ┏━━━━━━━━━━┓       │ ┃338 ショーウインドウ ┃      
┃354 悪魔との関係   ┠→┃538 あんたのダンナ★┃       │ ┃435 バビロンの淫婦  ┃      
┗━━━━┯━━━━━━┛ ┗━━━━━━━━━━┛       │ ┃438 救い主気取り   ┃      
     ↓                           │ ┗━━━┯━━━━━━┯┛      
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓          │     ↓      │       
┃360 新婚旅行の計画            ┃          │  ┏━━━━━━━━┓│       
┃365 コスモポリタン的冒険についての注意書き┠─────────┐│  ┃456 靴箱    ┃│       
┗━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━┛         ││  ┃478 ピンクの下着┃│       
     ↓                  ┌───────│┘  ┃523 人拐いの女 ┃│       
┏━━━━━━━━━━┓            │       ↓   ┗━━┯━━━━━┛│       
┃369 ホテル・マデリン┃ ┏━━━━━━━━━┓│┏━━━━━━━━━━━━┓│      │       
┃379 ふたつの質問  ┠→┃378 物語を聞く資格┠→┃416 ロサンゼルス    ┃│      │       
┗━━━━┯━━━━━┛ ┗━━━━━━━━━┛│┃445 夫が失踪した妻友の会┃│      │       
     ↓                  │┃461 赤いブレザーの女  ┃│      │       
  ┏━━━━━┓ ┏━━━━━┓       │┗━┯━━━━┯━━━━━┛│      ↓       
  ┃382 かつら┠→┃398 カリナ┃       │  │    ↓      │ ┏━━━━━━━━━━┓ 
  ┗━━┯━━┛ ┗━━┯━━┛       │  │┏━━━━━━━━┓ │ ┃460 中継地     ┃ 
     ↓←──────┘          │  │┃498 ヴィクトリア┠─│┐┃483 揺り椅子    ┃ 
┏━━━━━━━━━━┓            │  │┗━━━┯━━━━┛ ││┃528 赤い靴の秘密※34┠┐
┃402 フィクション  ┃ ┏━━━━━┓    │  │    ↓      ││┗━━━━┯━━━━━┛│
┃411 フセインのその後┠→┃412 出発点┃┏━━━┷━┓│┏━━━━━━━━┓ ││     ↓      │
┗━━━━┯━━━━━┛ ┗━━┯━━┛┃520 居眠り┃←┨504 ジャカルタへ┃ ││┏━━━━━━━━━━┓│
     ↓←─────────┘   ┗━━━━━┛│┗━━━┯━━━━┛ ││┃535 シンデレラ   ┃│
┏━━━━━━━━━━━━━━┓           │    ↓      ││┃545 自分勝手な作者★┃│
┃414 チュン・グエン・コーヒー┃           │┏━━━━━━━━━┓││┗━━━━━━━━━━┛│
┃419 贈り物のかつら     ┠─┐         │┃507 手帳の落とし物┃││            │
┗━━━━┯━━━━━━━━━┛ ↓         │┃512 幽霊屋敷訪問 ┃││            │
     ↓      ┏━━━━━━━━━━┓   │┃558 TAMAT     ┃││            │
┏━━━━━━━━┓  ┃440 カリナを探す旅★┃   │┗━━━┯━━━━━┛││            │
┃427 ノエルの車 ┃  ┗━━━━━━━━━━┛   │    ↓←─────┘│          ┌─┘
┃432 運転の歴史 ┃ ┏━━━━━━━━━━━━┓  │┏━━━━━━━┓   ↓          ↓ 
┃457 行方不明  ┠→┃547 ありふれた空想の外★┃  │┃561 姉の家  ┃┏━━━━━━━━┓┏━━━━━┓
┃472 新しいページ┃ ┃554 パーティー★    ┃  │┃585 悪魔の輪★┃┃521 I系統の電車 ┃┃556 地底★┃
┗━━━━┯━━━┛ ┗━━━━━━━━━━━━┛  │┗━━━━━━━┛┗━━━━┯━━━┛┗━┯━━━┛
     ↓      ┏━━━━━━━━┓     ↓              ↓      ↓    
┏━━━━━━━━━┓ ┃567 国境検問所★┃ ┏━━━━━━━━┓       ┏━━━━━━━━━━┓  
┃493 おもちゃの車★┠→┃589 ティフアナ★┃←┨496 新しい人生★┃       ┃579 セントラル行き★┃  
┗━━━━━━━━━┛ ┗━━━━━━━━┛ ┗━━━━━━━━┛       ┗━━━━━━━━━━┛  

 読み始めた最初のうちは、選択肢を選んでも、すぐに「おしまい」に行き当たったり、すぐに合流していそうな展開になったりしていたので、「分岐は申し訳程度でほとんどふつうの小説なのかな?」と思っていました。

 しかし途中から、やけにページ数飛ばすな、そして読んでいないページには知らない人物が出てきているな、と。これは、あそこで違う選択肢を選んでいたら別の物語になっていたんだ、と気がついて楽しくなりました。ページをめくっているうちに、指示されていないパラグラフの内容が目に入ってくるのは、紙のゲームブックならではの醍醐味ですよね(^_^;)

全パラグラフ表も作りました

 全パラグラフのリストも作ってみました。

 今どのくらい読み進めたのか? ゲームブック形式で書かれているので、当然ながらいま読んでいるページ番号を見ても、全体に対してどれくらい読んだのかわかりません。文字が細かくてページ数も多い本なので、あとどれくらい読めば終わるのか把握できないと挫折しそうだったので(^_^;)

 ついでに、選択肢もメモして、各パラグラフに題名を付けました。太字で書いた題名は作品自体に付いているもの。《二重山かっこ》で囲んだ題名は自分が付けたものです。

 あと、パラグラフが全部でいくつあるのかも調べたかった。ゲームブック用語でいうところの「パラグラフ」がページ番号で示されているので、見た目からは何項目あるのかわかりません。表にして数えてみると、パラグラフ数は全部で106でした。もっとも、テキストマップで示したとおり、分岐も合流もないパラグラフがかなりあるので、実質的なパラグラフ数はもっと少ないです。

正誤表が出ています

 この本をこれから読もうとする人へ。出版社のサイトでパラグラフの飛び先のエラッタが出ています。かなり重要な訂正です。

44ページ 最終行
[誤] 五六ページへ。
 ↓
[正] 五八ページへ。

*1:

中でも特におもしろかったのが『ディス・イズ・ザ・デイ』。サッカー2部リーグのサポーターの、それぞれの物語。

ミラノ・コルティナ五輪のカーリング、日本戦以外の名場面集(≒シュワルツ、ナイスショット集)

 カーリングは女子世界選手権の真っ最中ですが、そんな時期にもう1ヶ月前のことになるミラノ・コルティナ五輪の事を書きます。

 オリンピックのテレビ中継では、日本が出場していない試合も多数放送されました。というわけで、そんな試合の中から自分が印象に残ったシーンを、久しぶりに局面図を使って紹介します。

男子予選 イギリス-イタリア

1エンド:とんでもないショットに

 まだ大会序盤の予選の試合。イギリスは2勝0敗の3試合目。イタリアは1勝0敗の2試合目。

 1エンドのラストストーン。この前のイタリアのスキップ、ジョエル・レトルナスのタップがナイスショットで、黄が良い位置にナンバー2を取りました。イギリスはどうやって2点取るのかと見ていたら、イギリスのスキップ、ブルース・モアトはセンターライン右のガードの赤を見ている。

 なるほど! 斜めに飛ばして黄を2つテイクして、飛ばした赤が残れば3点か! 危険はあるが、モアトならこの距離感なら決まりそうだ、と思って見ていたら……。

男子予選 イギリス-イタリア 1エンド 後攻(赤)イギリス スキップ2投目

1エンド 後攻(赤)スキップ2投目

 狙いがズレて、黄ではなく自分の赤に向かってしまいました。ちょうど3つの赤が全部出ていって、動かした黄も左に残って、なんと4点スチール! 1エンド目からとんでもないショットが出てしまいました。モアト呆然(という顔に見えた)。

 しかし、この後イギリスはこの大会で銀メダルを獲得します。そのチームにしてこれですから。致命的な失敗というのは、カーリングにおいては基本的な要素です。

9エンド:1点アップ後攻の選択

 この試合はこの後イギリスが追い上げますが、さすがに4点スチールは大きく、イタリアがリードを保ったまま終盤へ。9エンド、7-6の1点リードでイタリアが後攻。ラストストーンで作戦選択の場面を迎えます。

男子予選 イギリス-イタリア 9エンド 後攻(黄)イタリア スキップ2投目

9エンド 後攻(黄)スキップ2投目

 ヒット・ステイで1点取るのは簡単で、それなら10エンド2点リード先攻となります。それでも十分有利ですが、イタリアのスキップ、ジョエル・レトルナスは平行の赤のダブルテイクしての2点を狙っています。2点取れば10エンド3点リードとなるのでさらに有利です。

 しかし、ダブルテイクはわずかに失敗。左の赤が出きらず、赤の1点スチールとなり、10エンド同点後攻となりました。

 この選択、どうだったでしょう? 10エンド同点後攻でも十分有利ですが、さすがに10エンド2点リード先攻と比べたら、勝率は後者の方がははっきり高いと思うので、ここはヒットステイで1点で良かったんじゃないかなあ? とはいえ、このダブルテイクがどれくらいの確率で決まるかというのも重要な要素で、それは見ている側からはわからないことですが。

y-koutarou.hatenablog.com

男子予選 スイス-カナダ

1エンド:シュワルツのタップ

男子予選 スイス-カナダ 1エンド 後攻(赤)スイス フォース2投目

1エンド 後攻(赤)フォース2投目

 ここからこの記事は、最近の自分のイチオシ選手、スイスのフォース、ブノワ・シュワルツ・バンベアクルのナイスショット集になります。ようするに、これが書きたかったからこの記事を作った(^_^;) 男子のスイス戦は3試合もテレビ放送されて大満足。

 予選のスイス-カナダ戦。金メダル候補の対決。お互いに予選3戦全勝で迎えた4試合目。

 1エンド。手前の赤にかなり隠れていて、ライン・ウェイトともギリギリのタップバックですが、シュワルツはこともなげに決めます。1エンドから精度の高いショットを決めて2点。シュワルツは表情を変えない。

3エンド:ここから2点取れる?

男子予選 スイス-カナダ 3エンド 後攻(赤)スイス フォース2投目 投球前

3エンド 後攻(赤)フォース2投目 投球前

 3エンドのスイス(赤)のフォース、シュワルツのラストストーンの投球前でこの状況。

 1の黄をテイクしたいが、ゆっくりしたウェイトで黄の左側に当てて右下に押し出すというテイクは無理のようだ。だとすると、2点取るのは結構難しくない? どうやっても赤に当たって残ってしまうような……。どうするのかな?と思って見ていたら……。解説は両角友佑。

両角「自分の石を1個犠牲にして、2点をしっかり取ろうというような」

男子予選 スイス-カナダ 3エンド 後攻(赤)スイス フォース2投目

3エンド 後攻(赤)フォース2投目

 後ろの赤に当てて黄を外に押し出して2点。冷静な判断と正確なショットで2点にした。そして、クールな無表情を崩さないシュワルツがたまらん(^_^;)

小宮山アナ「ここもシュワルツ・バンベアクルは表情は変えません。いま投げたシュワルツ・バンベアクルは本当にクールで、表情を変えないんですよね」
両角「どんなに良いショットが決まっても、なかなか変わらないですよね。たまに喜んでるショットあるんですけども、そういうショット見るとものすごいショットの事が多いので」

 思えば、ピョンチャン五輪の頃からこんな感じでした。

4エンド:意味不明のショット

男子予選 スイス-カナダ 4エンド 先攻(赤)スイス フォース2投目 投球前

4エンド 先攻(赤)フォース2投目 投球前

 4エンド。先攻(赤)スイスのラストストーンの投球前でこの状況。1は赤ですが、2・3が黄で、このスイスのショットによってはカナダに複数点チャンスが残りそう。赤はどうすれば黄の複数点を防げるか。あなたならどうしますか?

 スイスはハウスに集まって話し合いますが、シュワルツは意味ありげな笑みを浮かべた。

両角「そのショットを狙うって言ったときに笑ったのかもしれないですね」

男子予選 スイス-カナダ 4エンド 先攻(赤)スイス フォース2投目

4エンド 先攻(赤)フォース2投目

小宮山アナ「ちょっとが上がった! ワン・ツー、赤スイス」

 左の赤から奥の黄を経由するラインで、ぐるっと回って4フット右下にピタリ収まる。これなら確実に1点取らせ。

 このショットは、この大会で自分が一番意味不明だったショットです(^_^;) なぜこのショットが良いのかわからないし、なぜこのショットが思いつくのかわからない。結果、フォースの形になったのは理解できるけど、べつに1の赤の前にガードで良かったんじゃないかなあ……。それだといろいろ狙われる筋が残るのかなあ……。そして、これを完璧に決めるシュワルツ。

小宮山アナ「このショットの難しさというのはどのくらいなんですか?」
両角「いや……、どうでしょうね。たぶん人によると思いますけど、まあ言われたところにそのウェイト投げりゃ決まるんでしょって思っているシュワルツのような選手にとっては、もはや簡単なショットと思ってるかもしれないですね」

男子予選 スイス-スウェーデン

1エンド:ダブルテイクアウト・ロールイン

 大会日程は進んで予選も後半へ。スイスはここまで5戦全勝。対するスウェーデンも金メダル候補でしたが、ここまで1勝5敗と苦戦続き。カナダとの試合では、カナダ選手によるダブルタッチをめぐる暴言事件を引き起こし、波紋を呼びました。

男子予選 スイス-スウェーデン 1エンド 後攻(赤)スイス フォース2投目

1エンド 後攻(赤)フォース2投目

 1エンド、ラストストーンで、シュワルツのスーパーショットが出ます。

 この1つ前、スウェーデンのスキップ、ニクラス・エディンのヒットロールがナイスショット。黄を縦に並べました。自分は試合を見ていて、1の黄は手前の黄からテイクできるけど、そうすると手球がハウスに入らないから1点しか取れなくなったなあ、と思いましたが、もちろんそんなわけがない。

 速いウェイトでダブルテイクアウトしつつ、手球はロールしつつもハウス右上に残すロールイン。1エンドからナイスショットで2点にしました。

 このあとはスウェーデンのショットが冴えず、7エンドでコンシードでスイス勝ち。本大会のスウェーデンの不調を象徴するような内容でした。

男子3位決定戦 ノルウェー-スイス

7エンド:超速テイク

 その後、スイスは7戦全勝で予選を1位で通過しますが、一発勝負の準決勝でイギリスに負け(´・ω・`) 3位決定戦に回ります。相手はノルウェー。4-1とスイスがリードして、7エンドの後攻フォース1投目。リードした後攻としては、とにかく相手の石を減らして、ブランクまで行ければ理想的。ここでシュワルツのこのショットが出ます。

男子3位決定戦 ノルウェー-スイス 7エンド 先攻(黄)スイス フォース1投目

7エンド 先攻(黄)フォース1投目

 ショットとしてはただの(?)クアドラプル・テイク(4石テイク)ですが、投げたストーンが見た事のない速さでした。解説は両角友佑、実況はテレビ朝日の山崎弘喜アナ。

両角「5.5秒。速いですね」
山崎アナ「両角さんでどれくらいなんですか?」
両角「いやー、普通にトップと呼ばれるコントロールして投げるウェイトで6秒前半、6秒2・3くらいなので、それより0.7秒速い計算なので。ちょっとコントロールを無視してしっかり押せばそのくらいという感じですかね。これはしかもすごい高い精度でシュワルツ選手投げてくるので」

山崎アナ「(画面にシュワルツとシュバラーが並んで映っている)左側がシュワルツ・バンベアクルなんですが、体格が大きいというわけではないんですけれどもね」

両角「ただ、ストーン速く投げるのは意外と、何というか、タイミングというか、ウェイト速く蹴れるので、その辺がうまいんでしょうね」

 このエンドは狙い通りブランクになり、その後もノルウェーを圧倒。最後はノルウェーのスキップ、マグヌス・ラムスフィエルのぐるぐる回りながらデリバリーするSPIN-O-RAMAで決着。スイス銅メダルとなりました。おめでとうございます。

女子決勝 スイス-スウェーデン

8エンド:これがカーリング

 女子の試合も1つだけ。自分がこれがカーリングだ!と思う場面があったので紹介します。

 決勝戦のスイス-スウェーデン。7エンド終わって3-4で8エンドはスイス後攻という大接戦。

女子決勝 スイス-スウェーデン 8エンド 先攻(黄)スウェーデン フォース2投目

8エンド 先攻(黄)フォース2投目

 先攻(黄)スウェーデンのスキップ、アンナ・ハッセルボリのラストストーンは、ガード狙いがハウスに入ってしまうミスショット。相手に2点チャンスを与えてしまいます。

 このエンド、スウェーデンはリード2投目でセンターへカマーを投げた以外は全部ガードでした。ナンバー1の黄を守り通す作戦でしたが、最後の最後で痛すぎるミスが出てしまいました。ハッセルボリはブラシの柄を叩きつけた。解説は石崎琴美。

石崎「入れちゃいけなかったんですよ」

女子決勝 スイス-スウェーデン 8エンド 後攻(赤)スイス フォース2投目

8エンド 後攻(赤)フォース2投目

 スイス(赤)のフォース、アリーナ・ペーツのラストストーン。ダブルテイクを狙いますが、飛ばした黄が左に出きらずナンバー1で残る! スウェーデン、スチール。接戦の8エンドスチールは非常に価値が高い。この後、9エンドでスイスは2点取って同点に追いつきますが、同点後攻の10エンドでスウェーデンが1点取って、スウェーデンが金メダルとなっています。

 スウェーデンにミスがあったためにスイスに2点チャンスが生まれて、2点を狙ったためにスウェーデンの1点スチールとなった。スウェーデンがしっかりハウス前にガードを置いていれば、スイスはラストストーンでウェイトを抑えて1の黄を少し押すショットで1点を取っていたでしょう。ミスしたためにかえって良い結果となるということが、カーリングではよくあります。ミスした結果をどうするかがカーリング。

 とはいえ、スイスはランバックのチャンスが再三あったので、どこか1回は決めておかないといけなかった。左のコーナーガードとして残っている赤の数が、ランバックに失敗した回数を示しています。*1

関連する記事

y-koutarou.hatenablog.com

*1:1つは自分で置いたコーナーガードですが。

クッションシールを貼ってコンベックス(凸状)キーキャップにしてみた

 オールコンベックスキーキャップにあこがれて、ウレタンクッションシールをキーキャップに貼ってみたのです。

直径14mmのウレタンクッションシールの写真
ウレタンクッションシール(写真は直径14mm・厚さ2mmの物)

オールコンベックスキーキャップとは?

 キーボードの、1つ1つのキーの指が触る面の形の話です。中央がくぼんでいて、左右が少し高くなっているキーキャップが多いと思います(シリンドリカル。円筒状)。または、中央がくぼんでいて前後左右とも少し高くなっている物もあります(スフェリカル。球面状)。ノートパソコンでは平らな物がほとんどです(フラット。平面状)。フラット以外の2種類は、中央がくぼんでいるのが特徴です(コンケイブ。凹型)。

 しかし、主に親指で押すキー(スペースキー・無変換キー・変換キー)は、逆に中央がふくらんで、前後が少し低くなっているキーキャップが多いです。この中央がふくらんだ形状のことをコンベックス(凸型)といいます

 オールコンベックスキーキャップとは、親指で押すキーだけでなく、すべてのキーをコンベックスにしたキーキャップのことです。親指キーは前後だけ低くなっている場合が多いですが、オールコンベックスキーキャップの場合は、前後左右とも低くなっている球面形、お椀型を指すことが多いと思います。

 しかし、市販されているキーボードやキーキャップで、オールコンベックスのものはほとんどありません。なんとか実現できないかと考えていたところ、ウレタンクッションシールという商品が目に入りました。クッションゴムや戸当りクッションとも呼ばれる物で、扉などの家具がぶつかる箇所に貼って音や衝撃を和らげたり、机に置く物に貼って滑り止めにしたりする目的で使われます。形状は商品によりさまざまですが、トラスコ中山のウレタンクッションシールが、形といい、大きさといい、自分がイメージするコンベックスキーキャップにぴったり

 これをキーキャップに貼り付ければオールコンベックスキーキャップが実現できるんじゃない?と思ってやってみたのです。

ウレタンクッションシール貼り付けの試行錯誤

直径14mm・厚さ2mm

 物差しでキーキャップの上面の大きさを測ったところ、だいたい横13mm*縦15mmでした*1。そこで、まずは直径14mm・厚さ2mmのウレタンクッションシールをキーキャップに貼ってみました。*2

直径14mmのクッションシールをキーボードのキーキャップに貼付した写真

直径14mmのクッションシールをキーキャップに貼付

結果、感触は悪くありませんでしたが、次の3つの問題があることがわかりました。

 1. キーに指を置いたときの安定感に欠ける。キーの端の方を押したときの打ちやすさはあるのですが、キーに指を置いた時点で指の場所が決まらない違和感があります。また、キーの中央をきちんと押せたときでもややふらつく感じがします。どうも、ふくらみの傾斜が大きすぎるように思えます。

 2. キーの高さが高くなってしまう。厚さ2mmのシールを貼ったので、その分キーの高さが高くなります。これが今までと感覚が変わって不満です。特に自分は、手首が反らないようにキーの打鍵面の高さが高くなりすぎないようにしているので、ここはこだわりたいポイントです*3。リストレスト(手首を置く台)の方も合わせて高くするという手もありますが、調整が微妙だし、現在せっかくキーボード部分とマウス部分のリストレストを同じ高さで運用できているので、このためにこれを崩すのもなあ。

 3. クッションシールが剥がれる。凹面に厚さ2mmのシールを貼ったので、安定して接着しません。すぐに剥がれて困るというほどではありませんが、気がつくと剥がれかけているということはたまに起こります。剥がれやすいのは特定のキーなので、貼る段階できちんと貼っていれば大丈夫だった気もしますが、このまま使い続けるとやがて剥がれるかもなあ。

直径16mm・厚さ2mm、キーキャップをDSAプロファイルに

 というわけで、対策を考えました。

 まず、クッションシールを直径14mmから直径16mmの物に交換しました。厚さは同じ2mmなので、その分ふくらみ方が小さくなって傾斜が緩やかになりました。キーの上面からは上下左右とも少しはみ出すサイズになりましたが、これまでの経験上、少しはみ出すくらいは問題ないことがわかっています。*4

直径16mmのクッションシールをキーボードのキーキャップに貼付した写真

直径16mmのクッションシールをキーキャップに貼付

 そして、キーキャップをDSAプロファイルに交換しました。DSAプロファイルは全段同じ形で(ノンスカルプチャード)、OEMプロファイルよりキーの高さが2mmほど低いのが特徴。これなら、クッションシールを貼ってもOEMプロファイルと同じくらいの高さになります。ついでに、キーのへこみ方もOEMプロファイルの物より小さかったので、シールが剥がれる問題もほぼ解消しました。*5*6

直径20mm・厚さ2mmを四角く切り抜く

 直径16mmのクッションシールに交換したことで、安定感はかなり改善しました。コンベックスキーキャップの良さを感じられてまずまず満足だったのですが、これでもまだ傾斜がやや大きいと思いました。しかし、これより薄いお椀型のクッションシールは見つからないし、これより直径が大きいと隣のキーと重なってしまいます。

直径20mmのクッションシールの剥離紙の裏面に切り取り線を引いた写真。

クッションシールの裏面に切り取り線を引く

 そこで、直径20mm・厚さ2mmのクッションシールを、切り抜いて使うことにしました。クッションシールの剥離紙の裏面に鉛筆で線を引いて、ハサミで切っていきます。大きさは1辺13mmとしましたが、あと1mm大きくても良かったかもしれません。正確にラインを引けるよう慎重にやりましたが、どうせハサミで切るときにずれるので、もっと大雑把に引いても同じだった気がします。

 正直、作業としては面倒くさかった……。正月休みの間にやったのですが、箱根駅伝がスタートする前から作業を始めて、終わった頃にはもう中継が終了して次の番組が始まっていました。シールを貼るだけのお手軽作業のはずだったのに(´・ω・`) 1回やれば済むことなので労力には見合うと思いますが……。*7

直径20mmのクッションシールを四角く切り抜いたものをキーボードのキーキャップに貼付した写真。

直径20mmのクッションシールを四角く切り抜いてキーキャップに貼付

 結果、いい感じになりました! キーに指を置いたときの不安定な感じはほぼなくなりました。キーの中央を安心して押せるようになったことで、キーの端を押したときでもスムーズに押すことができるという、コンベックスキーキャップの良さだけを受け取れるようになりました。これは気に入りました!

四角く切り抜いたウレタンクッションシールをキーキャップに貼付したDUMANGキーボード DK6 miniを上から写した写真。

オールコンベックスキーキャップ化成功!?

なぜオールコンベックスキーキャップにしたいと思ったのか?

アーケードスティックのボタンは凸型

 最初に書いたとおり、多くのキーボードのキーキャップはやや凹んだ形になっています(コンケイブ)。この形には以前から疑問を持っていました。

 念頭にあったのは、アーケードゲームのボタンです。自分の記憶だと、かなり昔(1980年代前半?)は中央が凹んだ形のボタンが多かったですが、1990年代、ストIIが大流行した頃かその少し後くらいのタイミングで、上面はややふくらんだ凸型のボタンの方が押しやすいということになって、以降はほぼその形になったと思います。実際、店頭に並ぶアーケードスティックのボタンを見てみると、ボタンの上面は平らか、ややふくらんだ形のものがほとんどです。

 また、家庭用ゲーム機のゲームパッドの移り変わりも似たようなものだと記憶しています。初期のファミコンの丸いボタンは凹んだ形でしたが、ゲームボーイ・ニューファミコン・スーパーファミコンのボタンはややふくらんだ凸型になりました。他のゲーム機も、昔は凹んだ形の物も多かったですが、時代が進むにつれて凸型のボタンが多くなり、現在はやはり凸型のボタンが多くを占めていると思います。ゲームパッドのボタンは主に親指で押すという違いはありますが、押しやすさの理屈は同じじゃないかなあ?

凸型の方がキーの端の方を押してもスムーズに押せる

 凹型のキーは、一見すると、キーの上面が指に添う形になっていて、キーの中央を安定して押せるように思えます。

 しかし、それはキーの中央をきちんと押せた場合の話です。この凹みには、キーの端の方を押してしまったときに、指を中央にガイドするほどの力はありません。端の方を押したらキーは端の方から沈みます。すると、キー全体がその方向に引っ張られて、キーの軸が傾いた状態で押されてしまいます。その結果、キーがスムーズに沈まず、引っかかるような感触になってしまいます。キーが凹んでいることで、端に引っ張る方向に力がかかりやすくなっているように思えます。

 キーが凸型になっていれば、キーの端の方を押しても、力は中央の軸の方に伝わりやすくなります。この方が、キーのどこを押してもキーがスムーズに沈んでくれると思うのです。

 実際に試してみることもできます[無変換]・[スペース]・[変換]の3キーだけはコンベックスキーになっているキーボードはよくあります。そのようなキーボードを縦に置いて(というか、自分が横を向いて)、それらの3キーを親指ではなく、他の指で押してみてください。打ちやすいと思いませんか? 特に、キーの端の方を押したときに、凹型のキーよりスムーズに沈むと思いませんか? わたしは思いました。

撫で打ち目的ではありません

 オールコンベックスキーキャップと言えば、自作キーボード界では大岡俊彦さんが作った物が有名です。薙刀式SHOPで販売されています。

make.dmm.com

 ウレタンクッションシールによるコンベックスキーキャップは、これより安価に実現できるのがメリットなわけですが、そもそも大岡さんと自分とでは、オールコンベックスキーキャップにする目的が違うという気がします。大岡さんがオールコンベックスキーキャップを推す理由は、「撫で打ち」という打ち方と密接な関係があると思います。

それが、指の腹(指紋のある部分)で撫でる撫で打ちであり、1キーで終わらせずに、次々に連続する、アルペジオ中心の文字配列だ。

僕がつくってるオールコンベックスは、キーを沈み込ませた状態からでも、沈んでないキーへの運指でぶつからないような曲面にしてあるので、すべらせてアルペジオできるんだけど、それができないだろうなー。ウレタンで摩擦も大きそうだし。

 たしかに、ウレタンクッションシールは弾力があって滑りにくいので、「撫で打ち」はできないのではないかと思います。撫で打ち目的でオールコンベックスキーキャップを導入したい場合は、ウレタンクッションシールによる方法はおすすめできません。やはり、薙刀式SHOPで販売されている品など、その目的に合った品を使用するべきでしょう。

ただ、欲を言えば……

 ウレタンクッションシールによるオールコンベックスキーキャップ化計画は、ひとまず成功しました。満足できる感触なので、当面このまま使い続けるつもりです。

 ただ、欲を言えば、まだ改善したい点はあります。

 まず、お椀型のクッションシールを四角く切り抜いたので、当然ながら断面はかまぼこ形にふくらんだ形になります。

直径20mmのウレタンクッションシールを四角く切り抜いた時の断面の写真。

クッションシールを切り抜いた断面

このふくらみはいらないんですよね。指が引っかかる原因になるだけ。四辺に向かってフラットに傾斜していってほしい。そう考えると、コンベックスの形状は、お椀型ではなくて、四角錐の角を丸めたような形が理想なのか? そんな形の品があったら良いですね……。

 また、高さを低く抑えるためにキーキャップをDSAプロファイルの物にしたわけですが、自分としてはフラットプロファイルよりステップスカルプチャー(段ごとにキーキャップの形が異なる)の方が好きなんですよね。ステップスカルプチャーで、高さが低く、上面がクッションシールを貼れる形=凹みが(大きく)ないキーキャップって、あるかなあ?

 それと、クッションシールを手作業でハサミで切ったので、仕上がりはバラバラでよく見ると美しくはない。よく見なければ気にならない、実用上は問題ないレベルではありますが……。

 あとは劣化しないかどうかですね。とりあえず、すぐにシールが剥がれたり、感触が変わったりする兆候はないですが、長年継続して使用したらどうなるかは未知数ではあります。

*1:DUMANGキーボード DK6 mini付属のキーキャップ。OEMプロファイル。

*2: 

*3:

*4:これまでも、無変換キーや変換キーにコルクテープを貼って、親指で押しやすいように少しだけ横に広げるということをやっていました。

*5:キーキャップはXDAプロファイルも試しました。下記の品だと表面がつるんとしているので、シールはより安定して接着します。しかし、キーの高さがDSAプロファイルよりわずかに高いので採用しませんでした。

*6:この時に行ったその他の変更点。

  1. キーキャップには静音化リングを装着していましたが、キーキャップを交換したら厚さ1.5mm*2個ではギリギリ効果が出なくなってしまったので、厚さ2mmのリングを使って2mm+1.5mmまたは2mm*2個にしたらちょうど良くなりました。
  2. キーキャップは無刻印の物にしたので、無刻印は寂しいので、刻印代わりのシールを貼りました。透明なウレタンシールの下に貼れるので、感触に影響したり、剥がれたりする心配はありません。ついでに、シールの切れ端を[F]と[J]に貼ってホームポジションのポッチ代わりにしました。
  • Xユーザーのkouy(山原コウ)さん: 「ウレタンクッションシールによるオールコンベックス(凸型)キーキャップ化計画のその後。 1 クッションシールを直径14mmから直径16mmの物に交換しました。 2 キーキャップをOEMプロファイルからDSAプロファイルに交換しました(文字キー部分のみ)。 https://t.co/ZDK9GvRWGp」 / X
    https://x.com/y_koutarou/status/1995086115519496222

*7: 

  • Xユーザーのkouy(山原コウ)さん: 「ウレタンクッションシールによるオールコンベックスキーキャップを改良。 やっぱり直径16mm厚さ2mmのものでも傾斜が大きすぎる感触なので、直径20mm厚さ2mmのものを買いました。そのままだと大きすぎるので、シートの裏面に鉛筆でラインを引いて、ハサミでキーキャップの大きさに切り抜きました。 https://t.co/HXHPHDRuYx」 / X
    https://x.com/y_koutarou/status/2007721307115581950

ローマ字入力・大西配列・新下駄配列を併用した結果

3つの配列のメドレータイピング動画

 以前の記事でも書いたとおり、ここ数か月、QWERTYローマ字入力と大西配列(ローマ字入力部分のみ)と新下駄配列の3つの配列を併用する試みをやっていました。

 その結果は、下記の動画をご覧ください。

www.youtube.com

 というわけで、3つの配列を続けて使用しても、実用上問題ない速度で打つことができました。

 「3つの配列の併用」「同じ環境で併用」「使用直後の切り替え」でもこれだけできるのだから、「2つの配列の併用」「自宅と職場など環境を変えての併用」「ある程度時間を置いての切り替え」なんて楽勝ですよ

3つの配列の併用の記録

 大西配列は、前にも書いたとおり2025年の1月から8月までメインで使っていました。その後、いったん完全にやめましたが、新下駄配列に復帰した半月後に意外とまだ打てることに気がついて、せっかくなので3配列併用体験をすることにしました。

 3つ配列を併用したといっても、均等に使っていたわけではありません。実用では新下駄配列が一番楽なので、それをメインで使っていました。大西配列は、忘れないように短文を少し入力するか、タイピングゲームを2~3日に1回少しやるくらい。まったく触らなかった日の方が多かったと思います。QWERTYローマ字は、職場では新配列は使えないのでそこで使いつつ、自宅の格子配列キーボードでも大西配列と同じくらい使いました。

 大西配列では、マイタイピングの大西配列レッスンをよくやりました。大西配列メインで使っていた時期は大西配列レッスンを、3配列併用の時期は大西配列レッスン【アプリ不要版】を主にプレイしていたので、この2つのスコアを比較すると、それぞれの時期でどれくらいの速度で打てていたかがわかります。

大西配列レッスンの最高記録
 

大西配列レッスン

(大西配列メインの時期)

大西配列レッスン【アプリ不要版】

(3配列併用の時期)

1 4703 4657
2 4796*1 4856
3 5029*2 5279
4 5295*3 5552
5 5457 5407
6 5461 5331
7 4987 5139
8 5000*4 5054
9 4826 4650
10 4573 4340

 3配列併用の時期でも、大西配列をメインで使っていた時期と同じくらいのスコアは出ています。数日おきに少し練習するだけでも、今までの速度を維持するくらいはできたということです。

 また、タイプウェルは3配列すべてで時々やりました。大西配列、QWERTYローマ字、新下駄配列それぞれで別のアプリでプレイしたので、それぞれの練習実績を見ることができます。

 大西配列での練習実績。

タイプウェル国語Rの練習実績画面26.1.1-25.10.26

大西配列でのタイプウェル国語R練習実績その2

タイプウェル国語Rの練習実績画面25.10.12-25.6.30

大西配列でのタイプウェル国語R練習実績その1

 QWERTYローマ字入力での練習実績。

タイプウェル国語Rの練習実績画面26.1.1-25.10.9

ローマ字入力でのタイプウェル国語R練習実績

 新下駄配列での練習実績。

タイプウェル国語Kの練習実績画面26.1.1-25.10.26

新下駄配列でのタイプウェル国語K練習実績

速さと楽さは同じこと?

 タイプウェル国語では、大西配列は、大西配列メインで使っていた時期は基本常用語SAまで行っていましたが、3配列併用の時期は最高でSDにとどまりました。速く打てる部分は同じくらい打てていたと思いますが、400打鍵通して揃えることができませんでした。QWERTYローマ字は大西配列と同じくらいの速度(SC)新下駄配列はその2つよりはるかに速く打てていました(XC)。

 最初に掲載した動画のATC testerのスコアも新下駄配列だけ高く、QWERTYローマ字と大西配列は同じくらい。そして、実用文の入力も新下駄配列が一番楽だと感じました。

 「変換なしのタイピングゲームの速度」「変換ありのタイピングゲームの速度」「実用入力の楽さ」は比例するというのは、ずっと昔から自分が思っていたことです。新下駄配列が、タイプウェルでもATC testerでも一番速く、実用入力でも一番楽だと感じたので、今回も当てはまったということです。

 ただし、QWERTYローマ字と大西配列の比較では、速度は同じくらいですが、大西配列の方が楽だと感じたので、この点は当てはまらないことになります。大西配列はメインで使えばもっと安定して速く打てるようになると思うので、その予感込みならまだあてはまっているとも言えますが。

kouy.exblog.jp

併用できる配列の組み合わせは?

 「QWERTYローマ字」「大西配列」「新下駄配列」の3配列併用は実現できましたが、昔、別の組み合わせの3配列併用をしようと思ったときはできませんでした*5。なぜ今回はできたのか?

 3つの配列の中で、QWERTYローマ字と大西配列の2つに関しては、少しかぶる感触があります。この原因は、母音と子音を分けて打つ行段系配列という点が共通していることに加え、ローマ字入力のルールもほぼ共通していることが大きいと思います。同じ行段系配列でも、「ん」や「っ」を別キーにしたり、連母音拡張や拗音拡張を使う配列なら、共通点が少なくなってより併用しやすいと思います。*6

 それでもQWERTYローマ字と大西配列が併用できたのは、大西配列が母音と子音を左右に分けて配置した配列(母子左右分離配列)であり、QWERTYローマ字の配置とまったく異なるからでしょう。

 QWERTYローマ字と新下駄配列、大西配列と新下駄配列に関しては、まったくかぶるという感覚はありませんでした。少なくとも「拡張なしのローマ字入力系配列」と「かな配列」は問題なく併用できるということでよいと思います。

打ち始めで混同しやすい

 QWERTYローマ字と大西配列で混同しやすいのは、圧倒的に打ち始めです。今回の動画を撮るときも、QWERYローマ字から大西配列に切り替える際には、最初の数打鍵で大西配列でどのキーを打つかを意識しました。これをやらないで無意識で打ち始めると、大西配列のパートに入ってもQWERTYローマ字のキーで打ってしまうミスをやってしまいます。意識するキーは最初の2~3キーで十分で、打ち始めさえ決まってしまえば、あとは無意識でも混同することなく打てます。

 また、かぎかっこの入力は、今回の動画では[左手親指下段左キー] + [J]という独自の入力設定を使っていました*7。これはQWERTYローマ字・大西配列共通です。このかぎかっこを入力した後の打鍵で混同することが時々ありました。これも打ち始めに混同するのと同じ意味でしょう。

 QWERTYローマ字と新下駄配列、大西配列と新下駄配列に関しては、それさえありませんでした。最初にどのキーから打ち始めるかなんて考えず、問題文を見ていきなり打ち始めても、あるいは思いついた言葉をいきなり打ち始めても、混同することなく打てます。

 配列の併用に関しては、まだ良くわからないところもあります。新配列を使用している人の中にはQWERTY(ローマ字、英語)と併用している人も多いと思いますので、できるだけ多くの人の実際の感覚・感想・意見などを知りたいところです。自分でも機会があれば改めて検証したいと思います。

新配列の打ちやすさ

 今回、3配列併用をして改めて感じたのが「QWERTYローマ字入力はどう考えても効率悪い」ということです。

 この記事の最初に掲載した動画を見ると、QWERTYローマ字だけ指の動きが大きいことがわかります。2倍速にして、右手の動きに注目していただくとわかりやすいと思います。今回タイピングの題材とした「Alternative Typing Contest 2024」の課題文は句読点が少なめです。実際の文章入力では、句読点の入力のために右手下段の[,] [.]を打ちに行く機会がもっとあるので、指の動きはより大きくなるはずです。

 大西配列はホームポジションの使用率が高く、指の動きが静か。新下駄配列は3段の範囲は広く使いますが、ホーム段の使用率が高いですし、何より打鍵数は圧倒的に少ないので速度のわりには指の動きは少ないです。

 今回の3配列併用の練習として、同じ文章(歌詞タイピングなど)を3つの配列で続けて打つというをよくやりました。同じ文章を打つと、QWERTYローマ字だけ段違いに指の動きが大きいのを実感します。

新配列で“どれくらい”効率が良くなるかって、気になりますか?

 新配列というものの存在を知って、QWERTY配列から乗り換えようか迷っている方は、新配列を使うことで“どれくらい”効率が良くなるのか? それは新配列を覚えるコストと見合うのか? という点が気になる方も多いと思います。

 しかし、自分がQWERTYローマ字・JISかな入力から親指シフトNICOLA)に乗り換えたときのことを考えると、その点はあまり興味なかったな、と思い出しました。

kouy.exblog.jp

 なぜなら、「QWERTYローマ字入力はどう考えても効率悪い」から。打ちやすいキーの使用率が低く、ホームポジションから外れたキーの使用率が高く、長音符で最上段まで使う。指の移動が大きく、同じ指を続けて使うなど運指も悪い。こんな配列から改善できないわけがない。

 仮に、大西配列が標準配列の世の中だったとしたら、それを捨てて新下駄配列を作ったかというと、微妙だと思うんですよ。自分は大西配列より新下駄配列の方が良いと思っていますが、大西配列も十分良い配列だと思います。そこから新下駄配列へと乗り換える、ましてや新下駄配列を作るなんていう未知のことに手を出していたかと考えると、踏み出せなかった可能性もあると思います(それでもやっていた気もするけど)。

 しかし、現実には標準配列はQWERTYローマ字です。スタート地点がこれなら、ここからなら絶対改善するという確信がありました。どの程度改善できるかは未知数でしたが、わずかでも改善できれば、十分元は取れると思いました。その差は生涯積み重なっていくのだから。

 だから、「親指ひゅんQ」の存在を知ってから親指シフトNICOLA)を使い始めるまではすぐだったんですよね。そして、新配列を覚えるのもわりとできるということがわかってしまったので、そのあと月配列と行ったり来たりするのも迷いなく。その後、文字キー同時打鍵をやりたくて月配列に手を加えて下駄配列を作り、配列を作ることさえできることがわかってしまったので新下駄配列を作った……というのは先ほど挙げた記事の続きなどに書いたとおりです。

 QWERTYローマ字から乗り換えて20年強、新下駄配列を作ってから15年強。自分としては、新下駄配列を作って本当に良かった、元が取れるどころか十分得をしたと思っています。PCでテキストで何か書くということに「面倒だな」と思う気持ちがなくなったよね。遅筆な自分がSNS全盛の世の中でいまだにブログを続けていたり、カーリングゲームブックなどのメモを書き続けていられるのは、新下駄配列のおかげだと思います。

 配列を一から作るなんて、時間と手間がかかる作業をしてもそう思うのですから、新配列を一つ覚えてQWERTYローマ字から乗り換えるくらいのコストなんて、簡単に取り返せますよ。

*1:3配列併用時期に4888を記録。

*2:3配列併用時期に5341を記録。

*3:3配列併用時期に5520を記録。

*4:3配列併用時期に5081を記録。

*5:QWERTYローマ字・下駄配列・星配列の3つの併用。

*6:過去に、けいならべを使用していたときは、QWERTYローマ字との併用は問題なかったので。

*7:かっこのまとめ入力。「」を入力して、確定して、カーソルをかぎかっこの間に移動するまでを行う。