Windows 10でデスクトップのアイコンを詳細表示にする

アイコンの表示方法を切り替えるショートカットキー

 フォルダーで[Ctrl] + [Shift] + [数字キー]でアイコンの表示方法を変更できます(たぶんWindows 8から)。具体的には以下の通り。数字キーはフルキーのみ有効。テンキーは不可です。

  • [Ctrl] + [Shift] + [1]:特大アイコン
  • [Ctrl] + [Shift] + [2]:大アイコン
  • [Ctrl] + [Shift] + [3]:中アイコン
  • [Ctrl] + [Shift] + [4]:小アイコン
  • [Ctrl] + [Shift] + [5]:一覧
  • [Ctrl] + [Shift] + [6]:詳細
  • [Ctrl] + [Shift] + [7]:並べて表示
  • [Ctrl] + [Shift] + [8]:コンテンツ

 特に便利なのが[Ctrl] + [Shift] + [6]の詳細表示です。普段はアイコン表示や一覧状態にしていても、更新日時やサイズを一覧したくなることはよくあります。このショートカットを使えば、「右クリック」→「表示」→「詳細」などを経由することなく素早く詳細表示にできます。詳細表示にしたあとは、[Ctrl] + [Num +](テンキーの[+]。フルキーは不可)の項目の幅を自動調節するショートカットも便利です。

 このショートカットはデスクトップでも有効です。「デスクトップを右クリック」→「表示」では「大アイコン」「中アイコン」「小アイコン」しか選択できませんが、この方法ならデスクトップを詳細表示にできます。

デスクトップのアイコンの大きさ変更する

 デスクトップで[Ctrl] + [マウスホイール]でアイコンの大きさ変更できます(ちなみに、デスクトップ以外のフォルダーで同じ操作をしてもアイコン表示方法が変更されるだけです)。大中小の3段階ではなく、かなり細かく変更できます。この機能はVistaから搭載されているようです。知らなかった……。

デスクトップを詳細表示にして更新日時で並び替えると放置しているファイルが損沿いすることが一目瞭然

 デスクトップのアイコンの表示状態は何であっても有効です。詳細表示であっても詳細表示のまま拡大できたりします。

 デスクトップを詳細表示にして更新日時で並べ替えてある程度拡大しておくと、デスクトップはあくまで一時的なファイル置き場でありアイコンが1つもない状態を理想としているのに、1年以上放置しているファイルが存在する現実が嫌でも目に飛び込んでくるので、良いです(^_^;)

2017/06/08(木)追記:Windows 10 Creators Updateから「デスクトップで詳細表示」ができなくなった(´・ω・`)

 Windows 10 Creators Update(バージョン1703、ビルド15063)から「アイコンの表示方法を切り替えるショートカットキー」の[5]~[8]がデスクトップでは効かなくなったようです。

 ちなみに、Windowsのバージョンを確認するには、[Windows] + [R]で「ファイル名を指定して実行」を呼び出して「winver」と入力して[Enter]を押すのが楽です。

2020/02/01(土)さらに追記:『のどか』でデスクトップの詳細表示はじめました

 『のどか』にデスクトップ上のアイコン表示状態の変更というオプションがあることに気がついたので、それでデスクトップで詳細表示を実装し始めました。 

 ちなみにデスクトップの詳細表示は、ドラッグで各項目の幅を調節することはできませんが、[Ctrl] + [Num +](テンキーの+)での各項目の幅の一括自動調節は有効です。また、項目のタイトル行やスクロールバー(アイコンが画面外まである場合)が表示されていない場合は、[F5]を押せば表示されます。

 デスクトップの詳細表示がWindowsの標準機能で復活することを願いつつ……。