タイプウェル国語K@新下駄配列、総合成績レベルXA!

 タイプウェル国語K、新下駄配列でついに総合成績レベルXAに到達しました! 長年の目標だった、総合成績レベルXA、総合成績カテゴリーMachineに到達できてすごく嬉しいです! 

タイプウェル国語Kの記録詳細画面 漢字で33.421秒、1位、XS

タイプウェル国語K@新下駄配列 漢字で\新記録樹立!/

タイプウェル国語KのTOP 15 RANKING 漢字の画面。1位33.4 XS、2位34.5 XA

1秒以上の大幅更新!

タイプウェル国語Kの総合成績画面。1100121ポイント、レベルXA、Machine

総合成績レベルXA、カテゴリーMachine達成!

総合XA達成までの道のり

 タイプウェル国語Kの新下駄配列でのプレイは、2019年に公式ランキングの更新が終了してからも続けていました。調子が良い時期もあり、新記録も何回か出ていましたが、2022年は記録更新がゼロ。総合成績XAまであと922ポイントという状態で足踏みが続いていました。

y-koutarou.hatenablog.com

 ここ数ヶ月は漢字2位カタカナ語2位基本常用語2位の記録が出るなど調子も良く、そろそろ新記録を出したいと思っていたところ。深夜のお風呂上がりに少し打っておこうと始めましたが、調子は悪くないちょっと手の動きがバタバタして記録が出る感じではなかったので、あと数回打ってダメだったら今日はあきらめてTyping (is) Nonsenseに移行しようかと思っていたところでした。

 あと少しと思って、もう一度集中し直して始めたトライアル。中盤、次のワードへの意識も手の動きの意識も完璧にはまって速度が乗る! 終盤も悪くはなかったが、タイプミスがあってちょっと怪しくなりました。なんとかゴール倒れ込んだ結果は「新記録樹立!/」との表示! しかも、1秒以上の更新。これは総合XAいったのは間違いない! 総合成績を開く[F6]を押す指が震えました。打ち終わる前に震えるのはよくありますが、打ち終わったあとにこんなに震えたのは初めてかも。調子は良かったので、この勢いでさらに更新……と思いましたが、冷静に打てませんでた。

 タイプウェルを始めたのが2005年。当時は下駄配列を使っていました。そこから数えたら約18年。新下駄配列の完成後に限っても2010年からなので13年かかっています。

タイプウェル国語K@新下駄配列の記録更新履歴(2020年以降)
年月日 基本常用語 更新幅 カタカナ語 更新幅 漢字 更新幅 慣用句・ことわざ 更新幅
現在 34.950 -1.026 37.609 -0.000 33.421 -1.042 38.949 -1.222
2023/05/12 - - - - 33.421 -1.042 - -
2021/06/13 - - - - - - 38.949 -0.610
2020/11/29 34.950 -0.971 - - - - 39.559 -0.612
2020/11/03 35.921 -0.011 - - - - - -
2020/11/03 35.932 -0.044 - - - - - -
それ以前 35.976 - 37.609 - 34.463 - 40.171 -

 総合レベルXAを目標にしていたのは、XAから総合カテゴリーがMachineになると同時に、公式ランキングに掲載されるとスペシャリストとして表彰されるという制度があったからです。公式ランキングは終了してしまったのでスペシャリストになれなかったのは残念ですが、自分の目標としてはようやく一区切り付いたという感じです。

誤解されるといけないので……

 ここまで読んで「この筆者はずいぶんタイピングが速いんだな」と思う方もいるかもしれませんが、競技レベルのタイパーと比較したら全然遅いですよ。競技レベルのタイパーにとって一つの区切りと認識されているのは、総合レベルXAではなくZJ、つまりZ Typerだと思います。XA→XS→XX→ZJです。あと3つも上のレベルです。総合レベルXBに到達したのは2017年9月15日。XBから1つ上げるのに6年弱かかってるのに、そこから3つ上がってようやくスタートライン。

 なお、競技レベルのタイパーの中でもトップクラスの実力の持ち主が、REALFORCE TYPING CHAMPIONSHIPに出場する選手の方々ということになります。

youtu.be

 それと、「これで新下駄配列の優秀さが証明された!」とか思っていませんよ。自分は以前「速さと楽さは同じこと」という記事を書いた事がありまして、波紋を呼びました。これは「自分が」速く打てるかどうかであって、他人の速度は関係ありません。わたしがXAを出したことは、あなたが普段使う配列に新下駄配列を選択すべきかどうかとは何の関係もありません。

 自分がタイピングゲームをやるのは、タイピングゲームが面白いからです。タイピングゲームの魅力の一つは、タイピングという日常の技術をゲームに生かせることだと思います。自分にとっては新下駄配列でのタイピングが日常なので、タイピングゲームが面白いというのは、すなわち新下駄配列でタイピングゲームをプレイするのが面白いというです。*1

今後のこと

 今後のタイプウェル国語K@新下駄配列をどうしようか、と考えます。Geniusに到達したとき(総合成績レベルSS)にこんなことを書いたことがありました。

とはいえ、今回はさすがにこれ以上は簡単には伸びないな、という感じもしてます。《中略》私としてももう少し別なことをやりたいなという気持ちはあります。ま、でももうちょっとは伸ばしたいね。

と言いつつ、Machineに到達するまでやってしまったわけですが、現在はGeniusに到達したときと同じような心境です。

 タイプウェル国語K@新下駄配列の記録はこれが限界かといえば、物理的な限界はもちろん、自分の能力としての限界もまだ感じません。実際、XAを超えるラップはよく出ますし、終盤で1つミスをしなければ余裕で新記録出たなというトライアルは何回もあります。すべて完璧でなくても現在の記録よりいい記録は出せるという感じはあります。

 しかし、さらに記録を更新してZタイパーまでいけるかと考えると、難しいと思います。XS・XXくらいのラップはうまく打てれば出るという感じですが、ZJ以上のラップは、ワード運に恵まれた上に特にうまくいったラップでないと出ません。これを8ラップ続けるのか。総合レベルZJをめざすには、このままトライアルを重ねるのではなく、ワードごとの練習をしたり、最適化を取り入れるなど、個別の課題をクリアするような練習が必要になるでしょう。それをやるだけの情熱があるかどうか……。自分としても、もう少し他のことをやりたいな、という気持ちはあります。

 でも、もうちょっとは伸ばしたいね。

*1:とは言え、ローマ字入力のタイピングゲームも、TiNもやりますけど。タイピングゲームの面白さはそれだけではないので。