『Firefox』のリフレッシュと、『FireGestures』のホイールジェスチャとロッカージェスチャの設定

 『Firefox』が重いのをなんとかしようと思って、「ダウンロードマネージャーの履歴を削除すると軽くなる」という情報を見つけて、「ツール」→「オプション」→「プライバシ」→「履歴」→「記憶させる履歴を詳細設定する」→「Firefoxの終了時に履歴を消去する」にチェックを入れて、「詳細設定」→「表示したページとダウンロードの履歴」にチェックを入れたら、Firefox』がフリーズするようになった(´・ω・`) なんで……。長年たまっていた履歴を一気に削除することになったのが良くなかったのだろうか。

 生じるパターンは2つ。『Firefox』を起動すると、空白のウインドウが表示されるのみでそのまま固まるか、「セーフモードで起動」と「Firefoxをリフレッシュ」のどちらかを選択するウインドウが表示されるか。前者はそのまま強制終了するしかない。後者の場合、セーフモードで起動することはできるが、ちょっとでも新しいタブを開いたりメニューバーに触ったりすると固まる。実質何もできない。残る選択肢は「Firefoxをリフレッシュ」だが、それをするとブックマークやCookieは残るけど、アドオンは全部削除されるそうだ。

 しかし、ほかの選択肢はないから仕方がない。『Firefox』をリフレッシュすることにします。アドオンは全部インストールし直しです。でも、正直言ってどのアドオンをインストールしたのか覚えていない。『Firefox』が前述の状態だからインストールしているアドオンの確認もできない。ま、いいや。アドオンなしで使って、アドオンが必要だと思ったらその時にインストールすることにしよう。忘れたままになるようならその程度のアドオンだったということだ。アドオンを整理するいい機会だ。


 『Firefox』をリフレッシュして、ブラウジングを始めます。が、最初の1ページ目で早くも「あ、これがないとダメだ」とインストールしたくなったアドオンがありました。『FireGestures』です。『Firefox』でマウスジェスチャーを実装する定番の拡張機能で、使っている人も多いでしょう。

 でも、自分はマウスジェスチャは使ってません。右クリックしながらマウスを動かすというのがそんなに楽な動作じゃない気がして。5ボタンマウス使ってるから「進む」と「戻る」は1クリックでできるし。じゃあなんで『FireGestures』がないとダメなのかというと、ホイールジェスチャとロッカージェスチャを頻繁に使うからです。

『FireGestures』のホイールジェスチャとロッカージェスチャの設定

 ホイールジェスチャでは、マウスの右ボタンを押しながらホイールを回転させた場合の動作を選択できます。上スクロールを「ページアップ」に、下スクロールを「ページダウン」にします。これで右クリックしながらホイールすると、ページスクロールが加速される感じになります。ふつうのホイールと右クリックしながらのホイールを使い分けると、縦に長いページの快適度が格段に上がります。

 ロッカージェスチャとは、マウスのボタンを左右両方押すことです。まず、「右ボタンを押しながら左クリック」を「リンクを新しいウィンドウで開く」にします。元のページを残したまま新しいページを開きたいことは多い。また、「左ボタンを押しながら右クリック」を「ウィンドウを最大化 / 元のサイズに戻す」にします。最大化すると横に長すぎて見にくいサイトは多いし、逆に最大化しないと一覧できなくて見にくいサイトも多い。どちらもよく使います。

 どれもキーボードを使えばできる操作ですが、マウスだけでできるというのが大きい。マウスのボタンを押すだけなのでジェスチャよりも楽。しかも頻繁に使うので効果は大きい。ブラウジングの1ページ目で必要になる手放せない機能です。

『ZTop』のロッカージェスチャ設定

 それと、『Firefox』のアドオンとは関係ないですがもう一つ。『ZTop』というソフトを使って「マウスの拡張ボタン2を押しながら左クリック」で[Alt]+[F4]が発動する、すなわちウインドウを閉じようにしています。これも頻繁に使います。『Firefox』のアドオンではないのですべてのウインドウに対して有効です。これもロッカージェスチャの一種ということで。

2015/09/13追記

 その後、『FireGestures』の設定内容を少し変更しました。

2017/01/23(月)追記

 ……もしかして、バックアップしていたファイルから「Profiles」フォルダと「profiles.ini」をコピーしてくれば復活できたんじゃないの?(´・ω・`)