ゲームブックが好きでたくさん持ってるんですが、なかなか未読ゲームブックが減らないのです。
普通の本だといつも持ち歩いて電車での移動中や空き時間に読めるので、まとまった時間が取れなくても少しずつは消化できます。一方、ゲームブックだと数値などをメモしないといけない場合が多いし、マッピングもしたい。何か書こうとすると机がないとつらい。紙とエンピツを取り出すのも面倒。すると外では読めない。家でまとまった時間が取れない限り消化できない、ということになってしまいます。
しかし、それではいつまでたっても状況を打開できない。というわけで外でもゲームブックを読むことにしてみました。数値などのメモはガラケーでがんばる。マッピングもガラケーで最低限。詳細なマッピングはあきらめる。
読み始めたのは『魔人竜生誕』。創土社のアドベンチャー・ゲーム・ノベルズ。ゲームノベルコンテスト入選作品。445ページ、パラグラフ数615という見た目から分厚い大作。発売してすぐに買ったのにそのボリューム感に二の足を踏んでいたのですが、やっぱり一番読みたかったのはこれだよねー。
やる前は大変かと思ったけど、やってみるとこれがけっこういける。立っている状況ではややつらいけど、座れるところならこれで十分やれます。ケータイの入力も2タッチ入力(ポケベル入力)を使うとそれほどつらくない。ポイントは、“69”で長音符(ハイフンとマイナスも兼ねることにする)、“88”でスペースを入力できること。あと、数字の入力は、“96” “97” “98” “99” “90”で1~5を、“06” “07” “08” “09” “00”で6~0を入力できることを覚えておくと、入力モードを変更する必要が無くなるのでぐっと楽になる。
というわけで順調に読み進めて、どうやら最終決戦っぽいシーンまでたどり着いたんですが、なんか敵が強くて全然倒せません。これは、イベント戦闘なのか? 死んでから何か起こるパターンか? まだ先のパラグラフあるようだし……と思ってページをめくっていくと、
この条件にも当てはまらなければもはやここまで。俺は冥府の闇に沈み込んでゆく。
って、えー! ゲームオーバーですか? やってしまった。最初からやり直しかよ!
……というわけで現在再挑戦中なのです。
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以下にゲームオーバー時点でのキャラクターシートを貼っておきます。実際にガラケーにこのように打ち込んでました。1回フラグマトリクスのメモを間違えたらしく適当に足して先に進んだシーンもあったので、イベントを飛ばしているかもしれません。
攻撃力13 防御力9 生命力29ー29 持久力40ー37 生神力79 命運指数 1 α β γ δ 1 70 45 0 50 2111 0 0200 3285 60 0155 4 60 0 0 6 フルンティングエッジ10 デュランダルストライク20 ブルトガンマグナム30 テュルフングドライバー40 ガラテインラッシャー60 ダインスレフウェーブ80 モクレスハルシネーション100 497 生神力80
生命力と持久力の表記ですが、例えば「40ー37」というのは、最大値が40でそのうち37減っている、つまり現在値は3ということを意味しています(マイナスではなく長音符になってるのは気にするな)。この方式だと最大値を書き換えれば自動的に現在値も変わったことになるし、最大値まで回復させる時に右側の数字を消すだけで良くなるので楽なのです。昔からゲームブックをプレイする時はだいたいこの方式を採用しています。