昨日に引き続き、「e-typing」 の話をもう一つ。
e-typingにはショートカットキーがいくつか用意されています。タイピングゲーム中はキーボードの上に手があるはずですから、いちいちマウスに触ることなくキーボードで操作すると快適度が上がります。e-typingのショートカットキーは以下の通りです。*1
【テーマ表示画面】 | キー | 新下駄:かな | 新下駄:ローマ字 |
---|---|---|---|
ローマ字表示 | [R] | - | [V]る |
かな表示 | [K]の | [A]の | [D]か |
ビープ音 | [S]と | [S]と | [L]し |
【タイピング画面】 | キー | 新下駄:かな | 新下駄:ローマ字 |
開始 | [スペース] | [スペース] | [スペース] |
開始(LT機能)*2 | [0]~[3] | [0]~[3] | [0]~[3] |
開始(小書きのかな単独可)*3 | [L]り | - | [G]っ |
中断 | [Esc] | [Esc] | [Esc] |
【結果表示画面】 | キー | 新下駄:かな | 新下駄:ローマ字 |
ツイート*4 | [W]て | [N]て | [SN]わ |
ミスだけ | [M]も | [FK]も | [X]ま |
もう1回(リトライ) | [R]す | [Z]す | [V]る |
登録 | [T]か | [D]か | [S]と |
閉じる | [Q]た | [M]た | (なし) |
結果画面の全体表示*5 | [F]は | [E]は | [RK]ふぃ |
【ダイアログ】 | キー | 新下駄:かな | 新下駄:ローマ字 |
はい | [Y]ん | [F]ん | [DI]よ |
いいえ | [N]み | [DO]み | [A]の |
OK | [O]ら | [SJ]ら | [S]と |
- 2020/12/03更新
さて、ここから先がこの記事の核心です(^_^;)
新下駄配列でe-typingをプレイしている人の中に、「新下駄配列でプレイしているとキーを入れ替えている状態になるのでショートカットキーが利かない」とお嘆きの方はいませんか? そんな事はありません。新下駄配列でプレイしていてもショートカットキーを使うことはできます。
上の表に「新下駄(かな)」「新下駄(ローマ字)」という項目があります。これが新下駄配列でe-typingをプレイしている時のショートカットキーです。そのキーを押すとそのショートカットキーを押したことになります。
具体的に書くと――例えば、新下駄配列では[Z]で「す」を入力します。「す」はかな入力では[R]で入力しますから、新下駄配列でe-typingのかなタイピングをプレイする時は、「す」を入力すると[R]が押されたことになります*6。つまり、[Z]を押すと[R]が押されたことになります。これはすべての入力で有効ですから、結果表示画面で[Z]を押すと[R]、すなわち「もう1回」のショートカットキーが押されたことになる――という仕組みです。
まあ、こんな回りくどいことをしなくても、[Shift]を押しながら本来のショートカットキーを押せばそのショートカットは発動します(配列の実装方法にもよります)。とはいえ、たいていの場合は[Shift]を使うよりも新下駄配列でのショートカットの方が楽に押せると思います。よく使うものは覚えた方が良いでしょう。特に、「もう1回」の[Z]と、「登録」→「はい」→「OK」の[D]→[F]→[SJ]の流れは頻繁に使うので、覚えておく価値ありです。
この記事、きっとこの情報が役に立つ人がいると信じて書いてます(^_^;)
関連する記事
*1:テーマ表示画面でスタートボタンを押すショートカットが見つからないのだけど……。ないのでしょうか?
*2:開始時に押したキーの数字の回数を超えてミスすると強制終了となる。なぜ「LT機能」というのかは公式でも不明。
*3:ローマ字タイピングのみ。通常は、「っ」=LTU、「つぁ」=TULAなどの入力はできないが、それができるようになる。
*4:ブラウザのショートカットである「次のタブ」([Ctrl] + [Tab])や「タブを閉じる」([Ctrl] + [W])もあわせて使うと便利です。
*6:そのような機能のあるアプリケーションを使うか(「姫踊子草」「DvorakJ」など)、そのように設定したファイルを使うか(「やまぶきR」「のどか」などの場合)して実現します。