eスポーツMaXのぷよぷよ達人決定戦が放送された

 ゲームクラブeスポーツMaXで「ぷよぷよ達人決定戦」が、7/31・8/7・8/14の3回にわたって放送されました。……って、開催告知のチラシでは放送予定4回だったと思うんですよね。1回削られた(´・ω・`) その影響か、ダイジェストのように編集された試合もあったし、リプレイ解説も少なめでした。この番組の良さはリプレイ解説なのでとても残念。準決勝第2試合と決勝戦は、本数的にも内容的にも、それぞれ1週分使っても良さそうだったのに。

 というわけで、印象に残ったシーンをまとめます。

 1回戦第1試合。ALF-りべ。第1セット2本目。2Pりべの催促に対応して発火した1P ALFだが、全部消えてしまう。何か誤算があったのだと思いますが、どういう誤算があったのか? しかし、結果は1Pの連鎖がつながっていたのを見切れず2Pが見切れず1Pの勝利

 第2セット1本目は、今さらですが、ぷよぷよの面白さが良く出ている試合だったと思います。

 おおまかな試合の流れは、2Pが2連鎖催促を撃つ→1Pが4連鎖ダブルで返す→2Pが本線9連鎖即発火→1Pが本線を伸ばして9連鎖で返す→2Pがセカンド4連鎖を撃つが返せず1P勝利というものでした。催促を撃ち合った段階でのフィールドの残りぷよ数を考えると、2Pの2連鎖で使ったぷよ数は9、1Pの4連鎖ダブルで使ったぷよ数は22個なので、2Pの方が13個も多い。それでも、2Pの本線中に連鎖を伸ばして2Pを上回る連鎖を作れる。実際、2Pの9連鎖中に1Pは12手24個のぷよをつもっています。

 「催促を撃って本線を撃たせて、相手の本線中に自分の本線を伸ばして返す」という戦術が成立するおじゃまぷよ発生量とぷよをつもるスピードの絶妙なバランス、そしてその戦術を実現する連鎖構築のテクニック。これがぷよぷよの醍醐味だと思うのです。

 1回戦第2試合。Tom-れそ。

 第2セット1本目。リプレイ解説でも取り上げられた場面です。2Pれその本線。左の図は参考図。2~3列目の赤も本線に使えていたら13連鎖ありました。実戦では1Pの2連鎖催促で4列目の黄色で発火することになってので、2~3列目の赤がそのまま落ちてきて連鎖が止まってしまう。1PのTomはそれを見抜いて早めに本線を撃ったという。

 1回戦第3試合。へーょはま-くまちょむ。

 第1セット2本目。2Pくまちょむの本線の参考図。発火できていれば12連鎖ダブルありました。実戦では最後に黄緑のデビルハチイチを引いてしまい発火できず(Kuroro「ざまあみろ」)。3列目にも4列目にも青を置くと暴発するのが形だったのが厳しかったのかもしれません。

 準決勝第2試合目。Tom-ALF。

 第1セット1本目。2P ALFのセカンドの参考図。実戦では発火の緑が来ず、青発火(実戦では2列目のおじゃまぷよは無い)の8連鎖になってしまう。緑発火なら10連鎖ありました。

 第1セット2本目。2P ALFのハチイチ(左端の緑黄)を利用しての2ダブ。そして直後の紫で4連鎖の追い打ち。鮮やか。

 第2セット1本目。1P Tomの本線だが、途中で青を巻き込んで止まってしまう。1回戦第2試合では相手の本線が止まっていることに気がついたが、今回は自分の本線が止まっていることに気づかず。回避するだけなら3列目に青を置けば良かったとの解説のKuroroの指摘がありました。

 第2セット2本目。ALFの速攻(黄ゾロで発火)。こういう序盤で全部のぷよを使って仕掛ける攻撃は、この番組ではほとんどありませんでしたが、戦術的にはどうなんでしょうか? 本数が少ないと難しいのかもしれませんが、こういう全力速攻ももう少し見たい感じはあります。

 決勝。Tom-くまちょむ。

 第3セット1本目。1P Tomの2連鎖トリプル(青ゾロで発火)。この1手前に単発を打っていて、この1手後に黄青のハチイチで追い打ちの4連鎖。3手連続攻撃で勝利。2Pも発火点の高い本線があったのに。

 ところで、本大会で話題になった連鎖「弥生時代」の組み方を、優勝したTom選手自ら解説している動画があるので貼っておきます。この動画、本大会の後のニコ生で、オンエアより前にアップされてるんですね。やはりこの大会で優勝したことが動画アップのきっかけなのでしょうか? リプレイ解説はかなりカットがあったと思われますが、オンエアされた短い時間の中で、今まで連鎖の名称なんてほとんど触れられてこなかったのに、突然「弥生時代」が連呼されたのは画期的な出来事だったと思います。