やっと『夢幻の双刃』の3回目が終わりました。前回書いた通り、今回はイベント単位での先読みはありでプレイしました。それと、前回問題になった生神力は、やっぱり100もらってスタートすることにしました。
3回目スタート。さっそくですが、序盤の状況記録値Mのフラグでバグってませんか? 安納家でMが10増える行動が2つあるので、いったん家の外に出てMを20にしてから安納家に入るとMが40になってしまう。具体的には、351番からスタート。すぐに家の外に出て(3番)Mを20にして(例えば405番と112番を経由)、家に戻って(118番)「警察に連絡してみる」(433番)と「源三の屍を調べてみる」(126番)を両方選択するとMが40になる。すると再び家の外に出たとき(3番)「状況記録値Mが21以上ならそれに80を加えた項目へ進め」の指示に従うと、いきなり120番のエンディングを迎えてしまう。110番にジャンプすることにすれば問題ないですが。
そのままゲームは進む。あれ? 本部襲撃事件で、前回は中庭でディアブロに会うイベントがあったはずなのですけど、遭遇できない……。なんでだろう?
さらにゲームは進みます。驚いたことに、徹也パートが今までと全然違います。イベントの攻略法とか結末が違うのではなく、イベント内容自体がまったく違う。徹也パートって、敵が一人でいるところを襲撃してCDを奪ったり、走行中の車に飛び乗ってアクションを繰り広げたりするパートじゃなかったんですか。ここに来て妹系の萌えキャラ登場って、そんなの全然聞いてないよ! 徹也パートはそういうキャラとは無縁だと信じてたのに……。裏切られたw やけにイベント数少ないと思ってたんですが、こういう事だったのか。
順調に生神力をため込みながら、敵の本拠地へ乗り込むイベントまで来ました。……ここで、徹也と共闘なんて展開になるのか! てっきり徹也がラスボスという話だと思ってました。
そして前回は徹也との戦闘になった場所(?)で別の敵との戦闘に。今回はこれがラスボスか。
- ゾクゲラウ(3匹)
- 命中値12 攻撃力16 生命力24
- 全滅させない限り毎ターン3匹とも生命力24まで回復する(たとえ生命力0でも)。
要するに、1ターンで全滅させない限り勝てないということか。対するこちらの能力値。
- 耕治
- 命中値12 攻撃力4 敏捷度5 生命力18 生神力 たくさん(正確な数字忘れた)
- 徹也
- 命中値12 攻撃力15 生命力28-22 生神力 そこそこ(正確な数字忘れた)
徹也はすべての敵を攻撃できるから3匹すべてに15ダメージ与えられる。耕治は敏捷度6にかさ上げして3匹に2回ずつ攻撃して8ダメージ。15+8=23……倒せないじゃん。
まあ、これは想定内。今回も「一度だけ敵の特殊能力を一つ消す」を取得しているので、これを発動すればいい。これなら楽勝。
倒して次のパラグラフに進むと、生神力を40増やすとの指示が。あれ? これラスボスじゃなかったのか。そして前回も読んだパラグラフへ。前回はここで敵の能力値を横目で見ながら徹也との戦闘にパラグラフジャンプしたのだけど、今回はジャンプなしでこの敵との戦闘になりました。
戦闘後の分岐は“倒せた場合”と“どうしても倒せなかった場合”の2つ。
これを“どうしても倒せない”ってことは無いんじゃないですか? こちらの攻撃力が3だとしても、サイコロを2個振って86回連続で6ゾロが出なければいい。それくらいできるんじゃないですか? これが例えば1回でも6ゾロが出たら負けというなら厳しいけれど、ここでは成功するまで何回でもトライできるのですから。しかも、今回は耕治の攻撃力は4だし、徹也もいるのでもっと楽。
(というわけで、サイコロを振るのが面倒なので倒せたことにして進もう……)
今度こそエンディングだと思ったら、また別のイベントが始まりました。巨大な怪獣が出てきて逃げ回って最後は戦闘になる?というイベント。
- 巨獣
- 命中値12 攻撃力24 生命力128
- 敵の攻撃のたびに生命力12回復
- 耕治
- 命中値12 攻撃力4 敏捷度5 生命力18 生神力321
逃げ回る方のパラグラフをちょっと先読みしたけれど、なかなか複雑で一見どうするのが正解なのかわからない。きっと1つ正解ルートがあるのだろう。徹也パートで謎のメッセージがあったのでそれがヒントなのかもしれないけど、解読できない。
でも、ぶっちゃけ普通に戦っても勝てるんだよね。6ゾロを考えても11ターン攻撃すれば倒せる。10回攻撃を食らうけれどダメージは24*10=240。全部生神力で止めてしまえる。なにせ生神力321ありますから。
ちょっとスマートじゃないけれど、逃走ルートを探すのはあきらめて普通に戦って倒します。さあこれでエンディングだ、と思ったらまた生神力を24増やすとの指示が……。まだ続くのかー! ここに来てこれだけのイベントが隠されているとは。
そして、これまでもページをめくる中で何度か目に入っていた(^_^;)偽耕治・偽徹也・偽源三と戦うイベントへ。しかし、これはまともに戦う必要ないよね? 最後の戦闘は楽勝。今度こそようやくエンディングで、366番にたどり着きました。内容はかなりいいと思うけれど、最後の最後でパラグラフジャンプではない方に分岐されてしまったので、恐らくベストエンドではないですね。村釜と明日香が忘れ去られたし。
というわけでまだベストエンドを迎えていないわけですが、このまま何回読んでもベストルートを見つけられる気がしないので、次からは解析に入ります。例えば、これと同じレベルのフラグ管理があるテレビゲームをプレイしたら、エンディングを迎えるたびに最初からやり直すなんてことはしないと思うんですよ。セーブデータをフル活用してベストルートを探そうとする。それと同じということで。
『魔人竜生誕』でも思ったけど、やっぱりフラグ管理は面倒です。同じくプレイヤーが管理するものでも、能力値やアイテムなどなら記録すること自体に楽しさがあるので多少面倒でも気になりません。フラグを記号と数字で記録する形だと、プレイヤーにとっては単に面倒なだけなのでかなりストレスになります。これだけ複雑なフラグを立てるなら、フラグ管理はプレイヤーではなくゲームマスターの方でするべきだと思うんですよ。そういう意味では、このゲームブックはコンピュータゲームや電子書籍の方が向いていると思います。
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次に読むゲームブックですが、突然『指輪物語』を再読したくなったので、外でゲームブックを読むのは少しお休みします。
以下は、今回エンディングを迎えた時点でのキャラクターシートです。
【耕治】 命中値12 敏捷度5 生命力18ー 生神力94 4無尽 2生命力回復△+20 351 敏捷度=攻撃回数348 無尽の性能向上30 感覚の鋭敏化30 抵抗力の強化30 ×一度だけ敵の特殊能力を一つ消す379 A100B100C D60E100F90 G50H80I60J80K L M20N 0O 0P 1Q100R 0 S60T40U 0V 0W10X100 【徹也】 命中値12 敏捷度3 生命力28ー18 生神力38 18幻陣 2読心術▲ー20 20 全ての敵を同時に攻撃できる20 081220薬 北→南 31