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バックギャモンフェスティバル2017に行ってきた

 バックギャモンフェスティバル2017に行って、初級戦に参加してきました。開催期間は5/3(水)・5/4(木)・5/5(金)の3日間です。

www.backgammon.gr.jp

 と言っても、最初は初級戦は参加しようかどうか迷っていたんですけどね。参加費高いし、ボード触ったことないし、ダイス持ってないし。それでも、実際のボードにも一度はさわってみたいな、と思って大会サイトを見ていると、「初心者体験コーナー」というものがあることを発見。これだと無料で参加できるようなので行ってみることに。

 ちなみに、自分のバックギャモンのプレイ経験は、古くはファミコンディスクシステムの『バックギャモン』でルールを覚えた。最近はフリーソフト『GNU Backgammon』をプレイしている。以上。したがって、実際のボードでプレイしたことはないし、人との対戦さえほとんどありません。『バックギャモン・ブック』は読みました。

 会場は「大崎ブライトコアホール」。今年からこの会場になったそうです。こういうときは会場への道のりで迷うのが私の定番です。今回は大崎駅から目的地の建物までは迷いませんでしたが、「大崎ブライトコア」に入ってから迷いました。広く静かな空間でイベントをやっている感じがまったくしない。しばらく歩き回って、やっぱりエスカレータを上がった3階が「大崎ブライトコアホール」だよなあ、間違ってまじめな会議とかに入ったらやだなあ、と思って入ったらそこで正解でした。入り口に看板でも出しておけばいいのに。そういえば、バックギャモン・フェスティバルは毎年秋の開催だった気がしたのですが、今年からゴールデンウィークの開催になったようです。

 「初心者体験コーナー」は、大会公式サイトでは12時、14時、16時と書いてありますが、実際は教えてもらいたい人がいたら随時、という感じに見えました。手の空いた選手?の方とスタッフ?の方に駒や方向の決め方や、駒の並べ方、ダイスの振り方などを教えていただきました。実際のボードを使ったことがないと、こういうところがわからない。途中からはプレイ内容の方も少しレクチャーが入りました。自分として当然と思える手が良くない手だと理由付きで教えてもらえるのはありがたかったです。『GNU Backgammon』やってると、エラー-200点とかついても理由がまったくわからないとかあるからね……。

プレシジョンダイス 19mm 4カラー 4個セット

 それはともかく、プレイ内容の方では「初級戦なら優勝するんじゃない?」「10位以内は入れる」「中級戦に出てもいい」など言われて調子に乗って、ボードでのプレイもやれそうだったので、初級戦に参加することにしました。参加費は3000円ですが、初級戦の参加者は発売したばかりの『バックギャモン・ブック 改訂新版』(1800円+税)がもらえます。バックギャモンをプレイするなら必携の本なので実質参加費1000円みたいなものです。それと、大会に参加するには「プレシジョン・ダイス」という精密に作られた特別なサイコロが2個必要です。会場で販売していたので購入しました。1個1100円なので2個で2200円。あと、対戦結果は自分でシートに記入するので、筆記用具も持っていった方がいいですね。

 初級戦は13時からの予定でしたが、想定以上の参加者数だったようで準備が追いつかず、10分ほど遅れてスタートするというアナウンスがありました。対戦記録のシートも急遽印刷したのか、他の人のシートは裏面に注意事項などが書かれていたようでしたが、自分のシートは白紙でした。大会スタッフの「この世の終わりだ」というつぶやきが聞こえてきました(^_^;) 結局、初級戦の参加者は66人。過去最高の参加者数だったそうです。

 大会形式は、1ゲームの試合を対戦相手を変えながらできる限りおこなうというもの。ダブリング・キューブはなし。ギャモン勝ち、バックギャモン勝ちはあり。試合が終わったら受付に対戦記録シートを持っていって、ほかの試合が終わった人との対戦が組まれます(基本的に一度対戦した相手とは対戦しません)。それを時間いっぱいまで繰り返します。ボードはたくさんあるので、ほぼ待ち時間なしでプレイできます。大会参加者は老若男女さまざま。女性もいましたし(自分が対戦した12人中4人が女性でした)、男の子、女の子、外国人もいました。

BACK GAMMON(バッグギャモン)

 実際のボードでプレイするのは先ほどレクチャーを受けたばかりでしたが、手続き的なことでは大きなトラブルはなくプレイできました。最初は駒の初期配置も自信ないくらいでしたが、後半は早くも慣れてきました。あやふやなところは初級者同士、対戦相手と確認しながらという感じで進行しました。

 しかし、ゲームの方は大変。まず、盤面を見られない。PCの画面よりボードの方が大きいので、ボード全体を視界に入れるのが大変です。プレイの方向は(PCでは)一応どちらでもプレイしていましたが、実際にやってみたらどちらも慣れない感じがしたというのが正直なところです。また、駒をサイコロどおりに動かすのが大変。1マスずつ確認して動かすこともしばしば。それと、バックギャモンではサイコロを拾い上げるまでは(時計を使わない場合)駒を動かしてみてから戻して別の手を選んでもいいのですが、それをやると駒を元に戻せなくなります。戻せないからもうこの手でいいや、とか(^_^;)

 大会時間は3時間弱でしたが、ほぼ休みなくプレイしました。大会が始まる前にトイレに行っておこうか、でももう始まりそうだから少し試合をこなしてから行けばいいかと思っていたのですが、いざ始まったら休憩することも忘れてました。気がついたら3時間経っていた、という感じです。プレイしている間はあっという間ですが、終わったとたんにどっと疲れました。キューブなしでこれだからね。これでキューブアクションを考えたりピップカウントをしたりすると大変だろうなあ。それと、トイレに行ったあとで気がついたけど、会場と同じフロアにもトイレありましたね。2階まで降りていってました(^_^;) なお、飲食は、試合会場の部屋ではできませんが(ペットボトルなどは可)、部屋の外では飲食もできます。椅子とテーブルも少しあります。

カルカソンヌ

 初級戦の結果ですが、自分は+5点で6位(たぶん。ちょっと記憶があいまい)でした。3連勝スタートだったのですが、そこから3連敗。あとは一進一退でしたが、最後に連勝してこのスコアに。良い結果でしたが、プレイ内容が良かったかどうかは……。サイコロを拾った瞬間にあっと気がついたミスもあったし、相手のプレイも、自分が思ったとおりの手か、自分でも何が良いのかわからない手ばかりでした。結果的にギャモン勝ち1回、ギャモン負け0回だったので、ランニングに走りすぎていたのかもしれません。6位の賞品は『カルカソンヌ』というボードゲームでした。賞品は入賞(たしか11位以上)だけでなく、ブービーキリ番、ゾロ目などさまざま用意されています。優勝は+7だったそうです。

 初級戦は5/4(木)と5/5(金)にも開催されるので、興味がある方は行ってみてはいかがでしょうか。5/4(木)は「ウェルカムカップ」というものも開催されるそうです。

カーリング実戦・次の一手 世界選手権2017男子編

 カーリング男子世界選手権2017が終了しました。日本は前回の4位を上回るメダル圏内をめざしていましたが、5勝6敗で12チーム中7位という結果に終わりました。上位チームにはことごとく勝てず、特に優勝したカナダとの試合は手も足も出ない完敗となり、世界との差を見せつけられる大会となりました。

 とはいえ、平昌五輪出場は決定。男子カーリングの五輪出場は1998年長野以来で、自力で出場権を取ったのは初めて(長野は開催国枠だったので)。これで平昌五輪は日本は男女とも出場できることになり、来シーズンがますます楽しみになりました。NHKの充実の中継にも期待したい(^_^)

 さて、昨年のカーリング女子世界選手権2016に続き、男子世界選手権2017を題材にカーリング実戦・次の一手を作ってみました。自分が印象に残ったシーンから、今回は全部で8題作ってみました。画像をクリックすると拡大表示されます。それと、NHKの特設サイトWorld Curling TVからその場面の動画があった物はリンクしておきました。しかし、意外とハイライトになっている場面が少ない(´・ω・`)

予選 日本(赤) - (黄)イタリア 3エンド

日本(赤)1 - 2(黄)イタリア 3エンド 後攻(赤)スキップ2投目前

赤1 - 2黄 3エンド 後攻(赤)スキップ2投目

 イタリアのスキップ2投目は赤の裏へのヒットロールを狙ったが、わずかにロールしすぎてハウスに残らず。ラストストーンを前に、ハウス内に1つも石がない状態になった。スルーさせてブランクにして後攻を維持するのは悪くない選択だが、この局面で赤の日本のスキップ両角友佑は考え始めた。

日本(赤)1 - 2(黄)イタリア 3エンド 後攻(赤)スキップ2投目後

 赤の狙いはダブルロールイン。失敗すると1つだけ入って1点取ってしまうことも考えられたが、積極的に狙った。見事に2つ入れて赤が2点取った。

 1・2エンドはイタリアの方にいいショットが出ていたが、ここで2点取った以降は日本がペースを握った。

動画

予選 日本(赤) - (黄)オランダ 4エンド

日本(赤)2 - 2(黄)オランダ 4エンド 先攻(赤)スキップ2投目前

赤2 - 2黄 4エンド 先攻(赤)スキップ2投目

 ナンバー1は黄だが2・3は赤が持っている。赤としてはナンバー1の黄を打ち出せれば後攻に1点取らせる展開にできそうだが、ガードをかわしてテイクアウトできるか微妙なところ。そして気になる点がもう一つ。

日本(赤)2 - 2(黄)オランダ 4エンド 先攻(赤)スキップ2投目後

 「3分の1(見えている)」という声もかかってテイクアウトに行く赤。しかし……。解説は土屋長雄(日本協会指導普及委員長)。

実況「速めのストーン」
土屋「来てますね」
実況「ガードは……すり抜けた」
土屋「ナイスショッ!」
実況「見事です」
土屋「……そこに残っちゃうとまずい!」
実況「あー、バックガードがありました」

 ハウスの外に残っていた黄にぴったり当たってナンバー2で残ってしまった。次のラストストーンでナンバー1の赤を出されて投げた黄が残れば黄に2点取られる形。しかし、黄のオランダはラストストーンのテイクアウトが手前の赤に当たってしまってナンバー1を取れず、結果的にはこのエンドは日本が1点スチールした。

予選 日本(赤) - (黄)オランダ 8エンド

日本(赤)5 - 5(黄)オランダ 8エンド 後攻(赤)スキップ2投目前

赤5 - 5黄 8エンド 後攻(赤)スキップ2投目

 試合は同点で終盤8エンド。ここで後攻を持っている日本がやや有利。

 ナンバー1はすでに赤が持っているが、黄のスキップ2投目で中央にフリーズでナンバー2を作られた。しかし、ぴったり縦にはくっついていない。この形でできることは?

日本(赤)5 - 5(黄)オランダ 8エンド 後攻(赤)スキップ2投目後

 中央手前の黄を芯で叩くと黄2つが出て行く形ができていた。中央手前の黄が出て行けば3点、右下の黄に当たって残ってしまう2点。選手からも「2つ出せば3点」「最悪2点」という言葉が聞こえた。

 結果は、右下の黄に当たって両方出て行った上に、さらに中央の赤も右下でぎりぎり残って4点。望外の戦果となって一気に試合を決めた。

動画

予選 日本(赤) - (黄)スコットランド 1エンド

予選 日本(赤)0 - 0(黄)スコットランド 1エンド 後攻(赤)スキップ2投目前

赤0 - 0黄 1エンド 先攻(赤)スキップ2投目

 立ち上がりの1エンド。まだお互いアイスの状態をつかめておらず、ヒットロールが逆側にロールしたり、スルーしたりというショットもある中でこの形に。直前の黄のスキップ1投目のカムアラウンドは良いショットで、ガードの裏にナンバー1を作られた。赤の目標は相手に1点取らせることだ。

予選 日本(赤)0 - 0(黄)スコットランド 1エンド 後攻(赤)スキップ2投目後

 日本の選択はガードから飛ばしてのテイクアウト。一見、直接黄色に触ることもできそうに思えたが……。解説は敦賀信人

敦賀「置きに行くショットがこのエンド難しくなっていますので。どちらかというとはじき出すテイクの方が、今のところ確率が高いということで」

 結果は、見事にナンバー1をはじき出すことに成功。赤も残らなかったが、ハウス右側の赤の縦の形もそのまま残ったので、スコットランドにドローで1点取らせることに成功した。

予選 日本(黄) - (赤)アメリカ 1エンド

予選 日本(黄)0 - 0(赤)アメリカ 1エンド 先攻(赤)スキップ2投目前

黄0 - 0赤 1エンド 先攻(赤)スキップ2投目

 お互い積極策の両チーム。1エンドからハウス内に石がたまる展開。先攻・赤のアメリカのスキップ2投目を前にこの形。ナンバー2の赤はいい位置だが、ナンバー1・3を黄に持たれている。ナンバー3の黄はバックガードに守られて出しようがない。このままだと、ナンバー2を出されていきなり大量失点もあり得る。それを防ぐには?

予選 日本(黄)0 - 0(赤)アメリカ 1エンド 先攻(赤)スキップ2投目後

 赤はナンバー2を守るガードを置いた。このガードはナンバー2の赤より左寄りに置くことが重要。左寄りにおいて赤の右側を見せても、出そうとしても後ろの黄に当たって出すことができない。逆に、左側を見せてしまうと、出されるラインができてしまう。狙いどおりの場所に置けた。

 このあと、黄の日本はドローでナンバー2を作りに行くが、惜しくも寄り切らず。アメリカは相手を1点に抑えることに成功した。

予選 日本(黄) - (赤)アメリカ 2エンド

予選 日本(黄)1 - 0(赤)アメリカ 2エンド 先攻(黄)スキップ2投目前

黄1 - 0赤 2エンド 先攻(黄)スキップ2投目

 今度はアメリカ後攻の2エンド。ナンバー1の赤は後ろの黄にぴったりくっついて強い形。黄としてはドローでナンバー1で置けそうな場所はいくつかあるが、出されるような位置に置くと2点以上取られてしまう。ハウス内の12時方向にある赤の存在に注意して。

予選 日本(黄)1 - 0(赤)アメリカ 2エンド 先攻(黄)スキップ2投目後

 本当はナンバー1の赤の手前にフリーズするのが一番良いが、失敗してハウス内の12時方向の赤に当たって押し込んでしまうと非常にまずい(このエンド、ちょうどその方向への曲がりが大きいところだった)。そこで右側からナンバー1を置きに行くが、Tラインの前に置くと12時方向の赤を使って出されてしまう。というわけでT奥の黄にフリーズ。ここならナンバー1だし、出されることもない。

 このあと、赤のアメリカはドローで1点を取るにとどまった。

予選 日本(赤) - (黄)中国 3エンド

予選 日本(黄)0 - 5(赤)中国 3エンド 先攻(赤)スキップ1投目前

赤0 - 5黄 3エンド 先攻(黄)スキップ1投目

 序盤から黄の中国が大きくリードしている。

 黄がナンバー1・2だが、ダブルテイクアウトできる形。むしろ、ガードに隠れていて後ろの壁もある赤がいい形。というわけで、黄としては赤のガードをはずすというのが考えられる。実は、この4投前から「黄がガードをはずす → 赤がガードを置く → 黄がガードをはずす → 赤がガードを置く」というパターンでこの形になった。ということは三たびガードはずし?

予選 日本(黄)0 - 5(赤)中国 3エンド 先攻(赤)スキップ1投目後

 黄の壁の間を抜ける道があった。ガードとの距離が近くなって、比較的狙いやすくなったところで見事に決めた。大量点がほしい赤は石がなくなって苦しくなった。

 結局、このエンドも中国がスチール。序盤早々決定的な差が付いてしまった。

準決勝 スウェーデン(黄) - (赤)スイス 10エンド

準決勝 スウェーデン(黄)5 - 4(赤)スイス 10エンド 後攻(黄)スキップ2投目前

黄5 - 4赤 10エンド 後攻(黄)スキップ2投目

 準決勝。勝った方はカナダと決勝を、負けた方はアメリカと3位決定戦を戦う。

 大詰めの10エンドのラストストーン。1点リードで後攻の黄が断然有利だが、赤も粘ってこの形まで持ってきた。赤が勝つためは絶対にスチールが必要だが、黄が勝つ道筋は?

準決勝 スウェーデン(黄)5 - 4(赤)スイス 10エンド 後攻(黄)スキップ2投目後

 黄はヒットロールでナンバー1を狙ったが、惜しくも寄り切らず赤が1点スチール。同点になってエキストラエンドに突入した。

 この場面、黄はドローで中央に置けば1点取ってこのエンドで勝てたかもしれない。しかし、もしショートしたりスルーしたりすれば赤の2点スチールになって、一気に逆転負けになってしまう恐れがある。1つテイクアウトしておけば悪くても1点スチールで済む。1点スチールだとエキストラになってしまうが、そこでも後攻になるのでまだ黄が十分有利。勝ち急がず、最悪の道を避ける選択をした。

 試合はエキストラエンドで後攻・黄のスウェーデンが1点取って、狙いどおりの展開で勝利した。

動画


 ところで、日本選手権に引き続き、世界選手権でもNHK特設サイトが開設されています(日本選手権のサイトを上書きする形ですが)。ただ、日本選手権の時は全出場選手の写真とプロフィールが掲載されていたのに対し、今回は日本以外のチームは選手名の掲載すらないので、日本選手権のときと比べると薄い内容だなあと思って見ていました。

 ところが、SC軽井沢クラブの各選手のプロフィールを見たら、インタビュー記事が掲載されているじゃないですか! これ、いつの間に載りました? 他では見たことのない話もあって、特に山口剛史のポジション変更に関する話が興味深い内容でした。清水徹郎とのセカンドサードのポジション変更はうまくはまったように見えたので、チーム内でも納得ずくのポジション変更だと思っていました。山口選手にはそんな悔しい思いもあったのですね。

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第34回カーリング日本選手権を見に軽井沢アイスパークへ行った思い出

 第34回カーリング日本選手権の思い出の話をもう少し。2月2日(木)の1日だけ軽井沢アイスパークまで観戦に行きました。決勝だと2チームしか見れないけれど、予選期間なら1日でいろいろなチームを観戦できる。平日の方が混まないと思ったし。決勝トーナメントは有料で、しかも女子決勝のチケットは早々に完売していたから……というわけではないけれど。

 軽井沢アイスパークに行くのは2回目です。前に行ったのは2015年12月の軽井沢国際のときです。第1試合から見たいので、例によって早起きして北陸新幹線軽井沢へ。前回の軽井沢国際の時は臨時シャトルバスが運行されていましたが、今回はなかったので町内循環パスを利用しました。料金は200円。降りるときに支払います。内回りと外回りがありますが、目的地の風越公園はだいたい中間くらいなので、先に来た方に乗れば良い。合わせて1日12本なのであらかじめ時刻表をチェックしておきます。

第34回 全農 日本カーリング選手権大会

 会場に着きました。入り口で大会パンフレットを500円売っていたので購入しました。でも、大会ホームページを見ればわかるような内容ばかりでいらなかった(´・ω・`) 前回の軽井沢国際のパンフレットは簡単なルール説明や観戦のポイント、“次の一投”問題があったりしておもしろかったのに。値段も今回より高かった気がするけど(正確な値段は忘れた)、それだけのことはあった。

対戦組み合わせ表 男子の部 SC軽井沢クラブが全勝

 1階には対戦表やスケジュールなどが掲示されているのでチェックしておきます。前日まで、男子はSC軽井沢クラブが全勝。この時点では、当然このまま全勝で優勝すると思っていたのですが……。以下は混戦模様。

女子の部 LS北見と中部電力が全勝

 女子は、前評判はそれほど高くなかった中部電力が全勝。前年度優勝ながら今シーズンは今ひとつと見られていたLS北見も全勝だが、強豪3チームとの対戦を残す。北海道銀行が1敗で続く。富士急は4連勝から強豪相手に連敗して正念場。

 ここで、スケジュールを見てどの試合を観戦するかを決めてシートを確認しておきます。この日は4つの時間帯で試合が行われます。帰りのバスの時間があるので第4試合は見ることができません。タクシーを使うという手もありますが、それでも最後の新幹線に間に合わない可能性が高いし、間に合ったとしても東京に着くのは深夜だしね……。試合は男子・女子・男子・女子の順番で行われるので、女子の試合は1試合しか見ることができません。

 さて、俺的に注目の富士急の試合はどのシートでやるのかな、と思ってスケジュールを確認すると……富士急が抜け番であることが判明した(´・ω・`) 9チーム参加で1度に4試合行うので、1チーム試合がないチームが出ます。1試合しか見られないのに、そのタイミングで一番見たかったチームが抜け番とは……。西室淳子のスイープが見たかったのに。

 結局、観戦する試合は青森CA-チーム荻原、LS北見-中部電力、SC軽井沢クラブ-札幌の3つにしました。

4つのシートで試合中

 客の入りは、第1試合は朝早くだからかそんなに混んでいませんでしたが、第2試合からは早くもほぼ満席でした。平日だし、まだ予選リーグだから客席もまばらなのかな、と思っていたらとんでもなかった。

 軽井沢国際の時は館内FMラジオがあったのだけど、今回はありません。正直言って、カーリング観戦は解説がないと難しくてわからないことが多い……。Ustreamでの中継はやっていたので、スマホで音声だけ聞くといいかもしれないですね。スマホ持ってないけど。

 前回の観戦時は寒くて震え上がったので、今回はひざ掛けと敷きものも持参して、さらに使い捨てカイロも4個持ち込んで防寒対策は万全。

風越公園の雪景色

 ちなみに、外の様子はこんな感じ。人が歩くところは雪はないけれど、人が入らないところはおおむね雪景色でした。当日は快晴。外は寒いですが、アイスパーク内の“ふれあいホール”の窓際は日光を遮るものがまったくないので、油断すると汗だくになります。カイロをはがしたくなる(^_^;)

 前回の軽井沢国際の時は試合間隔が短くて、終わったと思ったらもう次の試合が始まるという感じでした。しかし、今回は次の試合開始まで1時間以上ある余裕スケジュールになった。なんでこんなに余裕なんだろう?と思ったら、試合開始時間が、軽井沢国際の時は3時間おきだったのに対して、今回は3時間50分もありました。軽井沢国際は8エンド制とはいえ、50分の差は大きい。どうりで慌ただしかったわけだ。しかも、よく見たら前回の軽井沢国際も3時間おきだったのは最終日だけで、他の日は3時間30分おきでした。まあ、帰宅の足を考えると早めに終わってくれるのはありがたいです。

ストーンの重さを体感してみよう 黄色いカーリングストーン

 というわけで、前回気になっていながらじっくり見る時間がなかった、軽井沢アイスパーク内の展示スペース「カーリングミュージアム」をゆっくりと見ることができました。内容は、日本カーリングの歴史、長野オリンピック、簡単なカーリングの戦術解説など。昔のブラシやストーンが展示されているので、カーリングファンには興味深いと思います。カーリングストーンが1つ、実際に触ったり持ち上げたりできる形で展示されていて、ストーンの質感や重さが実感できて良かったです。

 軽井沢町の公式ホームページに、なぜかカーリングミュージアムの360度パノラマビューがあったのでリンクしておきます。

赤いカーリングベル

(コアキュゥト) Koaきゅぅと カーリングベル (赤)

 売店が出ていてカーリンググッズを売っていたので、カーリングベルを買いました。カーリング中継でナイスショットが出たときに応援で鳴らされる鈴の音の、あれです。しっかりした質感が良いです。ほかに、ミニカーリングベルやストラップ、コースターなども売っていました。Amazonでも買えるようです。

 ベルを買った人にはサービスということで、カーリングハウスをかたどったフェルト細工をいただきました。ベルの下に敷くための物のような気もしますが、コースターにちょうどいいのでそう使っています(^_^;)

 今回は急いで帰りたかったし、碓氷バイパスを通る横軽バスの時間には間に合わないので、帰りも北陸新幹線で帰りました。

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第34回カーリング日本選手権の思い出のシーン

 もう1ヶ月前の話になりますが、1月30日から2月5日まで第34回カーリング日本選手権が開催されました。男子はSC軽井沢クラブが優勝して平昌五輪代表決定。女子は“古豪”の中部電力が優勝。平昌五輪代表は9月8日~10日に行われるLS北見-中部電力の代表決定戦にもつれ込むことになりました。

 今回はNHK BSの中継が連日2試合あったことに加え、NHKの特設サイトで配信があり、Ustream中継も合わせるといくら時間があったも足りない、カーリングファンにはたまらない大会期間となりました。自分もたっぷり見ることができました。その中で、いくつか思い出深いシーンがあるので、局面図を挟んだり、他のサイトのリンクをしたりしつつ記録しておきたいと思います。

www.nhk.or.jp

「ピョンチャン五輪への道 カーリング日本選手権」

 まず、大会初日にNHK BSで放送された「ピョンチャン五輪への道 カーリング日本選手権」という番組から、富士急・小谷優奈の言葉。

 確かに年齢も出身地もバラバラなのがおもしろいチームですが……。でも、実際その通りだったw

1/30(月)北海道銀行 - 中部電力(予選)

松村千秋の4点ショット

 大会前は、自分の中では中部電力はベスト4に入れるかどうか、というイメージでした。それが一変して「もしかしたら中部電力はやるかもしれない」と思った試合。

 第7エンド。中部電力・松村千秋のラストストーンの4点ショット。先攻のラストショットの北海道銀行小笠原歩のガードがいい位置に置けなくて(ハウス右手前の赤)、4点ショットのルートを残してしまいました。これで7-1となって勝負あり。

 このショットを決めたときの、解説の市川美余のはしゃぎぶりがすごかったw

清水のダブルテイクアウト

 ところでこの7エンド、途中までは北海道銀行がいい形を作れていて、むしろスチールできそうな感じでした。解説の市川美余も「中部電力は注意してほしいですね。センターガードが2つありますので」「中部電力の方がセンターガードを触らなかったので、リスクを背負いすぎましたね」と言っている。

 その流れが変わったのがサード清水絵美の2投目。2つ石の間をぎりぎり抜けるダブルテイクアウトとなったが、2つ目は狙っていたのかどうか。これがなかったらどうなっていたか、と思います。あの赤が残っていたらハウス上部の黄色はナンバー1にはならない。中に押すルートはいくつかあるが、難しいショットになっていただろう。これがなかったら4点ショットもなかったし、そうするとこの試合もどうなっていたか、するとこの後の両チームもどうなっていたか……。

予選 北海道銀行 - 中部電力
チーム名H12345678910
北海道銀行   0 0 0 0 1 0 0 1 - - 2
中部電力 0 0 1 2 0 0 4 0 - - 7

1/31(火)LS北見 - 札幌学院大学(予選)

 札幌学院大学の“噂の美女カーラー”夏井坂真由。投げたストーンがガードに当たりそうになって名言が飛び出す。解説は石崎琴美

夏井坂「やめてやめて、やめて。ちょっと待ってやめて」
石崎「(笑)」

 こういう選手の言葉が聞こえるのがカーリング中継の醍醐味ですよね(^_^;)

 札幌学院大学は小学4年から同級生の4人でやってきたチーム。今回の日本選手権で一区切りだそうです。

予選 LS北見 - 札幌学院大学
チーム名H12345678910
LS北見 3 0 2 0 0 1 0 1 0 - 7
札幌学院大学   0 1 0 2 1 0 1 0 1 - 6

 ところで、結果的には女子でベスト4に残れなかったチームでNHK BSで中継されたのは札幌学院大学だけでした(2試合)。予選リーグの段階ではもっといろいろなチームの試合を中継してほしかった。こういう試合はそれぞれの気持ちの入ったショットが見られるのでおもしろい。かつては、チームフジヤマ - 青森県協会とか中継していたし。

 今回の日本選手権で0勝8敗の最下位に終わったチームの様子を伝えるページがあったので、リンクしておきます。

2/2(木)SC軽井沢クラブ - 札幌(予選)

松村のダブルテイクアウト

 “絶対王者”のSC軽井沢クラブが日本選手権で2年ぶりに黒星を喫した試合。

 7エンド。先攻札幌、サード松村雄太2投目。ガードから飛ばしてのダブルテイクアウトを決める。このエンド、SC軽井沢に1点取らせて徐々に王者を追い詰める。

相手の石だけ出て行く

 8エンド。後攻札幌、スキップ阿部晋也2投目。先攻SC軽井沢のスキップ両角友佑のラストショットでフリーズが決まったように見えたが、そうではなかった。ちょうど赤だけが出て行って黄色が残るルートが残っていた。右下の黄色は惜しくも残らなかったが、黄色が2点。2エンド残して3点リードと優位を広げる。

 この試合、現地で観戦しました。序盤から札幌がややリードしているがSC軽井沢も離されない。結局最後はSC軽井沢が逆転するんだろうと思って見ていたところで、7エンド、8エンド連続のビッグショット。いよいよSC軽井沢が負けるのか。それでも9エンドで2点取って最後までもつれる。客席も落ち着かなかった。

予選 SC軽井沢クラブ - 札幌
チーム名H12345678910
SC軽井沢クラブ   0 0 3 0 0 0 1 0 2 0 6
札幌 0 2 0 0 2 1 0 2 0 0 7

2/2(木)富士急 - LS北見(予選)

 自分が観戦に行った日の試合ですが、夜の試合だったので現地では見られませんでした。見たかったなあ。名シーン満載の試合でした。

 3エンド。フォース西室淳子の1投目を前に何やらもめている富士急。スキップの小穴桃里がハウスから「外からがいい?」とチームメイトに呼びかけるが反応がない。自分を指さして「外からがいい?」の声の大きさを上げながらさらに2回呼びかけるががまだ反応なし。最後は「外からでいーい?」と大声でさけぶ。

 西室、ようやく投球体勢へ。しかし、ヒットロール狙いが石1個分以上外れてスルーする大失投となってしまう。小穴の元へ近寄る西室、開口一番「これ石違う。私のじゃない。私の石じゃない」。しょんぼりしてハウスに立ちつくす小穴。

 西室はラストストーンもハウスにも届かない大ショートになってしまい、LS北見の3点スチールとなる。3エンド終わって0 - 6と早くも大差がついてしまいました。エンド後、みんなで反省。

小穴「石の確認、気をつけて」

 何やってるんだか……。

 しかし、この試合はこのあと接戦になります。迎えた7エンド。後攻富士急サード小穴2投目の前の一幕。解説は敦賀信人

石垣「平行でいいの?」
西室「うーん、そうだね。でもヒットロールあるよね(つぶやく)。どこがいい桃里ちゃん。ここでいいよね?」(ガードの裏のT前を指しながら)
小穴「ダブルがない位置がいい」
敦賀「(笑)」
小穴「T奥の方がいい」
西室「えーっとある? 平行?」
小谷「T奥」
小穴「(平行だと)近そうだよね。あー、後ろの方がいいかも」

 しかし、西室が息切れするくらい一所懸命スイープしたのに(バイススキップなのに……)、奥まで行かず平行近くに止まってしまい。次のLS北見スキップ藤澤に簡単にダブルテイクアウトされてしまいました。

 9エンド。先攻・富士急はフォース西室1投目を前にタイムアウトをとる。

西室「タイムでーす。タイマーの方~」

 コーチが来る前から盛んに意見を言い合う。ハウス左側のルートを主に検討している。

「3点取りたいな。いじるかー」
「最後でもいいと思うんだよね。先に行ってもいいかな」
「五月ちゃん速いのあるからバーンと来るかもしれないじゃん」
「だけど、ここに付けば絶対これに引っかかる」
「それがすごいベストだけど」
「そうなんだよ。変なとこに置くとさ、そこからあくでしょ」
「ただ、これはこうなってもいい」
「それかここってことでしょ」
「どっちがいいかな」
「置くんだったらここの方がいい」
「間違いはないけど」
「うーむむむ」
「まあ相手からフリーズがあるのはこっちからだけど」
「そうなんだよね。こっちはもう大丈夫で、こっちがあるよね」
「ここか」
「ここ入りたいな」
「どっちがいいですかね?」

 西室雄二コーチ(西室淳子の夫)到着。考えてなかったハウス右側からのルートを提案する。

石垣「こっちから?」
西室「まじで?」
小穴「こっちから!?」
西室・小穴「えええええ?」

 コントかよw 結局、コーチの意見は採用されず、左側から中央へのドローという選択になりました。「命がけで」。

藤澤のヒットロール

 その9エンドの先攻・LS北見スキップ藤澤の2投目。ヒットして角度を変えて中央の石を打ち出す。これに失敗していたら3点取られていた可能性もあるリスクの高いショットだったと思うのだけど、見事に決めた。富士急は西室の最後のドローも決まらず1点止まり。

ガードはどこに置く?

 最終10エンド。1点ビハインドで先攻の富士急は何が何でもスチールが必要。逆に、LS北見はひたすらテイクアウトで失点を防ぎに来る。先攻富士急のサード1投目の前でこの局面。先攻で攻める場合はセンターガードを置くのがセオリー。「絶対に入れてやる(ホッグラインを越える)」という言葉も聞こえるスイープでセンターガードを置き続けた富士急だったが、解説の敦賀信人は否定的だった。

敦賀「できれば入っている赤をガードした方がいいと思うんですね。センターに置きますと、ガードと角度ができますので2つ出される危険があるんですね。いま入っているストーンはそんなに弱くもないと思うんですね。いい位置にあると思いますのでこのストーンを大事にした方が、私はいいのではないかと思いますね」

 この後、敦賀の言葉通り、LS北見サード本橋麻里1投目でガードとハウス内のダブルテイクアウトを決められて勝負あり。

予選 富士急-LS北見
チーム名H12345678910
富士急   0 0 0 1 3 0 2 0 1 0 7
LS北見 1 2 3 0 0 1 0 1 0 1 9

2/4(土)北海道銀行 - 富士急(3位 vs. 4位)

 決勝トーナメント3位 vs. 4位。負けた方は平昌五輪出場の可能性が消滅する。

 試合は富士急がまたも序盤から連続スチールされて北海道銀行優勢。富士急のこの立ち上がりの悪さは何なのか……。昨年の決勝もそんな感じだった記憶がある。

 7エンドで3点ビハインドの富士急、サード1投目を前にしてこの会話。

西室「ねえ何点ほしい?」
小穴「3点(笑) 取れるだけ取りたい」
西室「OK どうするかなじゃあ」

トリプルテイクアウト狙い

 その7エンドの後攻・富士急、フォース西室のラストストーン。NHK『アスリートの魂』でも取り上げられたシーン。

 選択肢は2つ。1つは真ん中にドローして1点取る。すると2点ビハインドで8エンド先攻となる。逆転の可能性もなくはないが厳しい。もう1つはトリプルテイクアウト。成功すれば2点。ビハインドが1点なら逆転の可能性はぐっと上がる。しかし、失敗して大量失点スチールとなれば試合は決まってしまう。そのときの会話。

西室「1点取って決死のアレにするか、2点取って……」
小穴「でもアングルあるんだよね」
西室「どっちがいい?」
石垣「やる? やらない?」
西室「わからん。アングルはあるけど」
小穴「でもあと3エンドしかないでしょ」
西室「やる? やるか」

 結果は、惜しくも2つめの赤が出きらず、ナンバー2が取れず1点止まり。

 8エンド。先攻・富士急、フォース西室の2投目。ヒットロールを決めて中央のガードの後ろに隠れればスチールもあるかも?という場面だったが、ガードに当たったしまう。このエンドで北海道銀行が決定的な3点を取った。

敦賀「ここはもったいなかったですね。いま、投げる前に少しコミュニケーション不足があったんですね。というのは、西室さんはインターンで投げると思っていたのが、掃き役が『アウトターンで指示してるよ』って、言われて変えていきなり投げたので。きちんとそこをもう一度確認して、しっかり一呼吸置いてから投げれば良かったんですけど」

ダブルロールイン狙い

 9エンド。富士急は8-3で5点ビハインドの後攻。現実的には逆転はない点差だが、まだあきらめない。フォース西室のラストストーン。単にハウスに入れれば2点だが……。

実況「ガードに近づいているか? ガードに当たってしまうか! ただ、ガードが押されますか」
敦賀「今のは、押すだけじゃなくて投げたやつも当たって入ろうという3つを狙ってたんですね。ただ、少し距離があったので難しかったですけど」

 投球前にこんな会話をしている。

西室「ちょっと回転数上げるから、もっと詰めていいよ。優奈ちゃんと真央ちゃんでスイープする方向(?)、変えられるようにだけ準備しとかないと、2つ入んないから」
 投球後にはこんな会話。

西室「ごめん、もっとまっすぐで良かった?」
石垣「ちょっと厚かったですね」
西室「回転数? ウェイト?」

 7エンドで「やるか」と言って投球に向かう西室と、8エンドのラストショットをミスして小笠原のラストショットを悲しそうな表情で見守る西室の姿は、今回の大会で一番印象に残ったシーンです。

3位 vs 4位 北海道銀行 - 富士急
チーム名H12345678910
北海道銀行 1 1 2 0 0 1 0 3 0 - 8
富士急   0 0 0 1 1 0 1 0 2 - 5

2/5(日)LS北見 - 中部電力(決勝)

ガードの間をすり抜けるショット

 3エンドの後攻・中部電力のスキップ松村千秋の1投目。ピンチを救う針の穴を通すテイクアウト。2エンドに2点先制されて、この3エンドもLS北見がいい形でスチールもあるかという展開だったが、一転して2点取るエンドになった。解説の市川さんの「おおおおお」も出たw 初日より控えめでしたが。

ダブルテイクアウトしてロールも決める

 5エンド。先攻・LS北見の藤澤五月の2投目。ダブルテイクアウトして、かつ自分はガードの後ろに隠れるヒットロール。このショットを決められては、中部電力は1点を取るしかなかった。

ガードを飛ばして3つ押し出す

 ニュース映像でも頻繁にリピートされた9エンドのスーパーショットの応酬。まずは後攻・LS北見のスキップ藤澤1投目。

市川「意外とこういう難しいショットを決めるのが藤澤選手なんですよね」

 ガードから飛ばして黄色を2つ押し出し、赤には触らずナンバー1・2・3。3点チャンス。残った黄色もバックガードとして利いている。これを見たときはLS北見が勝ったと思ったが……。

松村のお返しのダブルテイクアウト

 先攻・中部電力の松村の2投目。スーパーショットのお返しのダブルテイクアウト。3失点のピンチを脱する。このあと、藤澤のラストストーンのドローが決まらずLS北見は1点止まり。

作戦会議

 10エンド。後攻・中部電力の村松1投目の前の作戦会議。タイムアウトの1分経過後、さらに2分を費やした。断片的ですが、中継で聞こえた言葉をできる限り記してみます。

「これが、たぶんこの辺までは見えてる」
「これ触れば」
(コーチ)「そこ置くのが」
「たぶん最後相手これやってくる」
(コーチ)「それでもワンツー取られちゃう」
「たぶん前切るとタップでこうだと思うんだよね」
「でもタップされると結構きつい」
「本当にここにぴったりくっついて」
(コーチ)「それの内側のロールはないの?」
「ハックくらいでできそうじゃない?」
「まあ内ロールもあるかもだけど、でもこれ触ると良くなくない? 結構リスクだと思う」
「これがあるからね。来るんだったらここまでこないとダメ」
「もう、転がす感じ?」
「違う違う。こっちから」
(コーチ)「転がす感じもあるかもしれないけどね」
「いやー」
「そしたらこれがさー」
(コーチ)「そこまでだったら赤にくっつくまで」
「これも悪くないけどね」
「これ使ってじゃないとさ、結構動かしづらい」
「ちょっと外開くと、これ見えてるから」
「一本あるならさ、ちょっとでもあったら相手は嫌かなと思うんだよね」
「これ触るとね。ドローウェイトとかでやってみる?」
「バックラインくらい?」
「最低バックフォーあれば転がりは」
「バックフォーじゃちょっと遅いかも」
「バックラインくらい」
「こっちでもいいと思う」
「これ使われるのがちょっと嫌な感じで。1点で抑えるって言うんだったらこれ打ってもいいと思うけど」
「相手は手玉は少なくなるのが」
「相手あと1投だからね」
「こっちから?」
「押すとさ、もしかしてだけどこれ触るかも」
「あまり触りたくない」
「この辺当てないといけないね。これは」
「転がしたら相手何やってくるかな?」
「転がしてきたら、押すんじゃない?」
「ていうかさ、前切って相手にドローさせれば」
「でもこれだとさ」
「ちょっと離れれば」
「2点のチャンスあるよね相手。でもさ、これ出しとけば1点で済むかもしれない」
OK
「当てるなら内側だね」
「バックラインくらいでいい」

 最後はLS北見の藤澤五月のショットがガードに当たってしまいナンバー1を取れず、中部電力の優勝となりました。

決勝 LS北見-中部電力
チーム名H12345678910
LS北見 0 2 0 1 0 0 1 0 1 0 5
中部電力   0 0 2 0 1 2 0 1 0 1 7

ATOK [プレミアム]に収録された歴代の電子辞典を調べてみた

 『ATOK 2017 for Windows [プレミアム]』、買っちゃいました。収録されている辞典が魅力的だったので。『明鏡ことわざ成句使い方辞典』『大修館四字熟語辞典』は今までのATOK辞典にはないタイプだし、『岩波国語辞典』も持っていない。ATOKの場合、辞典はいくらあっても困らない。場所も取らないし引く時間もかからない。複数の辞典を見比べるのも容易にできる。

 ところで、ATOK [プレミアム]収録の電子辞典といえば『明鏡国語辞典』『ジーニアス英和辞典』『ジーニアス和英辞典』の“3点セット”というイメージが自分はありました。けど、いつの間にか“3点セット”ではなくなってました。それどころか、毎年違う辞典が収録されている気がします。昔は、ATOKの国語辞典と言えば、『広辞苑』と『明鏡』くらいしかなかったと思うのだけど、今では何種類あるのか把握できていない。

 そこで、歴代の[プレミアム]に収録された電子辞典を調べてみました。

歴代のATOK [プレミアム]に収録された電子辞典

ATOK 2017 for Windows [プレミアム]

  • 『岩波国語辞典』(岩波書店
  • 『明鏡ことわざ成句使い方辞典』(大修館書店)
  • 『大修館四字熟語辞典』(大修館書店)
  • 『ジーニアス英和辞典 第5版』(大修館書店)
  • 『ジーニアス和英辞典 第3版』(大修館書店)

ATOK連携電子辞典| ATOK 2017 for Windows | ジャストシステム
http://www.justsystems.com/jp/products/atok/feature3.html

ATOK 2016 for Windows [プレミアム]

  • 『精選版日本国語大辞典』(小学館
  • 『ジーニアス英和辞典 第5版』(大修館書店)※改版
  • 『ジーニアス和英辞典 第3版』(大修館書店)

プレミアム限定辞書・辞典 | ATOK 2016 for Windows | ジャストシステム
https://www.justsystems.com/jp/products/atok_2016/feature5.html

ATOK 2015 for Windows [プレミアム]

プレミアム限定辞書・辞典 | 日本語入力システム ATOK 2015 for Windows - ジャストシステム
https://www.justsystems.com/jp/products/atok_2015/feature3.html

ATOK 2014 for Windows [プレミアム]

  • 新明解国語辞典 第七版』(三省堂
  • 『ジーニアス英和辞典 第4版』(大修館書店)
  • 『ジーニアス和英辞典 第3版』(大修館書店)

新明解国語辞典 | 日本語入力システム ATOK 2014 for Windows
https://www.justsystems.com/jp/products/atok_2014/feature4.html

ATOK 2013 for Windows [プレミアム]

デジタル大辞泉 for ATOK|日本語入力システム ATOK 2013 for Windows
https://www.justsystems.com/jp/products/atok_2013/feature10.html

ATOK 2012 for Windows [プレミアム]

  • 明鏡国語辞典 第二版』(大修館書店)※改版
  • 『ジーニアス英和辞典 第4版』(大修館書店)
  • 『ジーニアス和英辞典 第3版』(大修館書店)※改版
  • 会社四季報 企業名変換辞書 2012年1集』(東洋経済新報社

明鏡国語辞典 第二版』『ジーニアス英和/和英辞典』|日本語入力システム ATOK 2012 for Windows
https://www.justsystems.com/jp/products/atok_2012/feature10.html

ATOK 2011 for Windows [プレミアム]

現代語に強い「大辞林」も登場![プレミアム]がおすすめ|日本語入力システム ATOK 2011 for Windows
https://www.justsystems.com/jp/products/atok_2011/feature6.html

ATOK 2010 for Windows [プレミアム]

プレミアム版だけの特別機能|日本語入力システム ATOK 2010 for Windows
https://www.justsystems.com/jp/products/atok_2010/feature4.html

ATOK 2009 for Windows [プレミアム]

日本語入力システム ATOK 2009 for Windows
https://www.justsystems.com/jp/products/atok_2009/

ATOK 2008 for Windows [プレミアム]

  • 明鏡国語辞典』(大修館書店)
  • 『ジーニアス英和辞典 第4版』(大修館書店)※改版
  • 『ジーニアス和英辞典 第2版』(大修館書店)
  • 会社四季報 企業名変換辞書 2008年1集』(東洋経済新報社
  • 『説得できる英文Eメール200の鉄則』文例(日経BP社

辞書・辞典が引きやすく|日本語入力システム ATOK 2008 for Windows
https://www.justsystems.com/jp/products/atok_2008/feature3.html

ATOK 2007 for Windows [プレミアム]

  • 明鏡国語辞典』(大修館書店)
  • 『ジーニアス英和辞典 第3版』(大修館書店)
  • 『ジーニアス和英辞典 第2版』(大修館書店)
  • 会社四季報 企業名変換辞書 2007年1集』(東洋経済新報社
  • 『説得できる英文Eメール200の鉄則』文例(日経BP社

ジャストシステムATOK 2007 for Windows [プレミアム]
https://www.justsystems.com/jp/software/dt/atok2007p/index.html

ATOK 2006 for Windows [電子辞典セット]

  • 明鏡国語辞典』(大修館書店)
  • 『ジーニアス英和辞典 第3版』(大修館書店)
  • 『ジーニアス和英辞典 第2版』(大修館書店)

ジャストシステムATOK 2006 for Windows
https://www.justsystems.com/jp/software/dt/atok2006/

ATOK 2005 for Windows [電子辞典セット]

  • 明鏡国語辞典』(大修館書店)
  • 『ジーニアス英和辞典 第3版』(大修館書店)
  • 『ジーニアス和英辞典 第2版』(大修館書店)※改版

ATOK 2005 for Windows オンラインカタログ
http://www.atok.com/2005/spec/index.html

ATOK17 for Windows [電子辞典セット]

  • 明鏡国語辞典』(大修館書店)
  • 『ジーニアス英和辞典 第3版』(大修館書店)
  • 『ジーニアス和英辞典』(大修館書店)

製品情報:ATOK17 for Windows[電子辞典セット]
https://www.justsystems.com/jp/software/dt/atok17we/index.html

ATOK16 for Windows [電子辞典セット]

  • 『国語辞典 第六版』(岩波書店
  • 『新英和中辞典 第6版』(研究社)
  • 『新和英中辞典 第4版』(研究社)

製品情報:日本語入力システム「ATOK16 for Windows[電子辞典セット]
https://www.justsystems.com/jp/software/dt/atok16we/

 これより前は、電子辞典がセットになった製品の存在が確認できませんでした*1

ATOK電子辞典一覧

 現在までに[プレミアム]や[電子辞典セット]に収録されたことがある、または別売りされている(た)か『ATOK Passport [プレミアム]』のクラウド辞典で使用できる電子辞典を、今回調べた限り列挙して見ます。

気がついたこといろいろ

『明鏡』『ジーニアス英和/和英』の“3点セット”は7年間

 [プレミアム]に収録されている辞典が『明鏡』『ジーニアス英和/和英』の“3点セット”だったのは『ATOK17』(2004)~『ATOK 2010』までの7年間でした。『ATOK 2012』では『明鏡国語辞典』は収録されたけど、2011以降で収録されたのはこの1回だけ。もう“3点セット”が収録されなくなってからずいぶん経ってるのね。

 『明鏡』は収録されなくなりましたが、『ジーニアス』は 『ATOK17』から現在に至るまでずっと収録されています。『ロングマン英英/和英』が収録されていた2009~2010も収録されている。ときどき改版されています。『ジーニアス英和辞典』は2008から第4版、2016から第5版。『ジーニアス和英辞典』は2005から第2版、2012から第3版。

 『明鏡国語辞典』も2012で第二版になっていたのですね。気がつかなかった。

最近の国語系電子辞典は別売りされていない

 最近の[プレミアム]収録の国語系の電子辞典は、ほとんど別売りされてないですね。2013以降はひとつも別売りされていない。しかも、毎年異なる辞典が収録されている。だから、ATOK連携辞典の種類は最近一気に増えたわけです。入手するにはその年の[プレミアム]を買うしかない。なんでこんな方式になったんだろう?

 『オールインワン辞書・辞典パック』という、その年の[プレミアム]収録辞典と『広辞苑』『角川類語辞典』『ロングマン英英/和英辞典』がセットになった商品も存在しますが(たぶん2013以降)、その年のバージョンのATOKが販売されている間しか販売されていないようです。

 なお、2011収録の『スーパー大辞林3.0』と『敬語のお辞典』はセットで別売りされています(クラウドもある)。2012収録の『明鏡国語辞典 第二版』も『ジーニアス英和/和英』との“3点セット”として別売りされています。

価格はずっと据え置き

 ATOKの価格はずっと変わっていないのですね。『ATOK 2009 for Windows [プレミアム]』以降はずっと8000円(税別)([プレミアム]、AAA優待版、ダウンロード版)。なぜか辞典の内容などによって価格が変わると思い込んでいました。消費税のせいかも?

『ドクターマウス』ってなんだ?

 『ATOK16』の時代に『ドクターマウス[英和/和英/国語辞典] /R.2』という辞典ソフトが販売されていたようですね。初めて知りました。『ATOK』や『一太郎』と連携して使うこともできるけれど、単体でも使うことができるよう。便利そうだなー、と思ったり(^_^;) 収録されていた辞典は『岩波国語辞典』『新英和中辞典』『新和英中辞典』。そんな14年前のソフトの辞典も、「最新ATOKと、辞書・辞典対応表」によると『ATOK 2017』でも使えるようです。すごい。

会社四季報 企業名変換辞書』がなくなっていた

 『会社四季報 企業名変換辞書』は[プレミアム]に勝手に付いてきていたという印象があるのですが、収録されていたのは2007~2013でした。自分が前に[プレミアム]を買ったのは2014なので、ちょうど収録されなくなったときなのですね。いま見たら、確かにインストールされていませんでした。2007[プレミアム]は持っているのでインストールしようとしたら「セットアップ可能なATOKが存在しません」だってさ(´・ω・`) 『ATOK 2007』本体のインストールからやり直せばインストールできると思うけど面倒だからもういい。

 なお、『乗換案内 駅名変換辞書』(ジョルダンは2007以降ずっと収録されています。[プレミアム]だけではなく[ベーシック]にも収録されています。

参考ページリンク

*1:製品ページのURLだけ列挙しておきます。